「燃えながら墜落する機体を見た」マレーシア航空370便(MH370)失踪事件、衝撃の目撃証言が再注目

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 2014年3月8日、クアラルンプールから北京へ向かっていたマレーシア航空370便(MH370)が、239人の乗客乗員とともに突如としてレーダーから消えた。

 航空史上最大のミステリーとも言われるこの事件は、12年が経過した今も機体の大部分が発見されず、未解決のままだ。

 しかしここに来て、事件の謎を解き明かすかもしれない衝撃的な目撃証言が再び注目を集めている。当時、インド洋をヨットで航海していたイギリス人女性が、「燃えながら海へ墜落していく飛行機」をはっきりと見ていたというのだ。

「私が狂ったのだと思った」オレンジ色に燃える機影

 目撃者のキャサリン・ティーさんは、事件当時、夫のマーク・ホーンさんとともにヨットでインドのコーチンからタイのプーケットへと向けて航海していた。

 夜の海で彼女が目にしたのは、異様な光景だった。

「船尾の左舷から右舷へ(北から南へ)横切る、燃える飛行機を見たと思いました。それは明るいオレンジ色に輝き、後ろに黒い煙の尾を引いていました」

 航空機がオレンジ色に発光しながら飛ぶなど、通常ではあり得ない。彼女は最初、隕石か何かではないかと疑い、さらには「自分の頭がおかしくなったのだ」と思い込もうとしたという。

「ナトリウム灯のような明るいオレンジ色の光でした。飛行機の輪郭も見えましたが、普通の飛行機よりも長く見えました」

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GPSログが示す「恐るべき一致」

 彼女は同時に空に別の航空機も目撃していたため、「あのパイロットが報告するだろう」と考え、自分からはすぐに通報しなかった。

 しかし、2日後にプーケットに入港した際、彼女は世界中が「マレーシア航空機の失踪」で大騒ぎになっていることを知る。

 それでも彼女は自分の目を疑っていた。「きっとすぐに見つかるだろう」と。

 だが、事態は長期化する。数ヶ月後、彼女はついに決心して自分の航海時のGPSログを確認した。

「驚いたことに、私たちが見たものは、当局が発表したMH370の確認された航路と完全に一致していたのです」

 この事実を知った彼女は、2014年6月、オーストラリアに拠点を置く合同機関調整センター(JACC)に航海データとともに目撃情報を正式に提出した。

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画像は「EXPRESS」より

アフリカ東海岸に流れ着いた残骸の謎

 MH370の残骸は、これまでにアフリカ大陸の東海岸やインド洋の島々でわずかに発見されているのみだ。

 航空専門家たちは、機体が本来の航路を外れ、数時間にわたって西へ(つまりインド洋のど真ん中へ)飛行した後に墜落したと推測している。キャサリンさんの目撃地点は、まさにその「死の航路」と重なる可能性があるのだ。

 最新の深海探査テクノロジーを駆使した捜索が昨年末に再開されたものの、いまだに決定的な証拠は見つかっていない。

 もし彼女の証言通り、機体が空中で炎上していたのだとしたら、なぜ火災は起きたのか。機長の意図的な行動か、それともテロか、あるいは何か他の力によるものか。

 12年の時を経て、冷たいインド洋の底で眠る239人の魂と機体の残骸は、真実が語られる時を待っているのかもしれない。

参考:EXPRESS、ほか

TOCANA編集部

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