“飛行機墜落の夢”に怯えていた人気歌手、航空事故で死亡… 語られていた“死のビジョン”との不気味な一致

コロンビアで起きた航空機事故が、国内外に大きな衝撃を与えている。2026年1月10日、コロンビア北部トゥンダマ県パイパ空港を離陸した小型機が墜落し、搭乗していた6人全員が死亡した。その中には、国内で高い人気を誇るポップ歌手、イェイソン・ヒメネス(本名:イェイソン・オルランド・ヒメネス・ガレアノ、34歳)も含まれていた。
彼は事故の数週間前から、「自分が航空事故で命を落とす夢を何度も見ていた」と語っており、その発言が今、あまりにも不気味な“予知夢”として注目を集めている。

離陸直後に起きた異変と墜落事故の詳細
事故機は双発プロペラ機「パイパー・ナバホ」。ヒメネスはバンドメンバーとともに、次のコンサート会場へ向かう途中だった。ところが、離陸直後に原因不明のトラブルが発生し、機体は高度を保てないまま墜落。目撃者の前で爆発炎上したという。
この航空事故で亡くなったのは、パイロット2人とミュージシャン4人。コロンビア航空当局は現在も事故原因を調査中だが、現時点では詳細は明らかになっていない。
「3度見た死の夢」――本人が語っていた不吉な前兆
事故の数週間前、ヒメネスはインタビューで、自身が見続けていた悪夢について打ち明けていた。それは、バンド仲間と共に飛行機事故に遭うという内容で、少なくとも3回は同じような夢を見たという。
夢の中では、彼がパイロットに「引き返すべきだ」と警告し、無事に危機を回避する場面もあった。しかし一方で、全員が死亡し、そのニュースが報道される光景を目にする夢もあったと語っている。ヒメネスはこれを「神からの3つのサインだったのかもしれない」と振り返っていたが、生前はその意味を理解できなかったという。
こうした繰り返される悪夢は彼の精神状態にも影響を与え、約4か月間うつ状態に苦しみ、心理カウンセリングにも通っていたとされる。
奇跡的に助かった過去の航空トラブル
さらに不気味なのは、ヒメネスが過去にも航空事故寸前の体験をしていた点だ。2024年5月24日、彼が搭乗予定だった別の小型機で深刻なトラブルが発生した。離陸後、速度が出ず、高度も上がらない。機体は山へ向かって進み、エンジンの一つからは水が漏れていたという。
パイロットはメデジン川への不時着を試みるしかない状況だったが、最終的に機体は奇跡的に空港へ戻り、無事着陸した。この時、ヒメネスの第二子サンティアゴの誕生まで、あと10日しか残されていなかった。彼は「神が息子の誕生を見届けさせるために助けてくれたのだと思った」と語っている。

コロンビア音楽界に残した功績と喪失
イェイソン・ヒメネスは7歳でステージに立ち、若くして才能を開花させた。現代ポップミュージックの分野で成功を収め、これまでに8枚のアルバムを発表、70曲以上を作曲。コロンビア音楽界を代表する存在の一人だった。
突然の死は、多くのファンや関係者に深い悲しみを残した。同時に、「航空事故」「予知夢」「悪夢」といったキーワードが重なったこの出来事は、単なる事故報道を超え、どこか説明のつかない不安と余韻を残している。
彼が見ていた夢は、ただの偶然だったのか。それとも、何かを伝えようとしていたのか――。彼が見ていた夢の意味は、もはや確かめようがない。ただ確かなのは、その歌声と存在が、多くの人の記憶に生き続けるということだ。
参考:NZ Herald、New York Post、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊“飛行機墜落の夢”に怯えていた人気歌手、航空事故で死亡… 語られていた“死のビジョン”との不気味な一致のページです。予知夢、飛行機事故、墜落事故などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで