「犬はアポカリプスの予兆を察知できる」研究者が断言! 全人類ゾンビ化・世界滅亡の救世主か!?
犬は人間にとって最も身近な、強い絆で結ばれた動物のパートナーだ。太古の昔ならいざしらず、これだけ科学技術が発達した現代でもなお、彼らの代役はロボットや人工知能では務まらず、社会の至るところで人間に寄り添い、助けてくれる。そんな犬は、なんと“世界の終わり”さえ人間よりも先に察知し、我々に警告してくれるはずだという。
今回、今まで誰も想像しなかった犬の特殊能力について明かしたのは、「ゾンビ研究協会」のキャメロン・カールソン博士だ。英紙「The Daily Star」によると、同博士は(全人類がゾンビ化する)ゾンビ・アポカリプス、すなわち世界の滅亡を事前に教えてくれるだろうと指摘。犬は環境や周囲の生理的状態の変化に非常に敏感であり、どんな異変も察知してくれるため、ゾンビ・アポカリプスの初期段階でそれを嗅ぎ分けることができると考えているようだ。
ゾンビなど、ホラー作品の中だけの話だと思ったあなたは間違っている。全人類をゾンビ化するかもしれない恐怖の寄生虫は、実在するのだ。トカナでも過去に報じているが、その筆頭候補が真核単細胞の原虫「トキソプラズマ」である。よく加熱されていない肉を食べたり、ペットとして飼っている猫から人間に感染すると、攻撃的になったり、リスクを恐れなくなり交通事故の遭遇率や自殺率が高まるほか、統合失調症を発症したりすることも研究で分かっているという。ある日突然、その毒性が強化されるような変異があったとしたら……!
また、生物界において宿主の行動を完全に支配し、ゾンビ化する生物や菌類は多数存在する。たとえば、アリに寄生して行動を完全に支配し、胞子の拡散や成長に適した場所へと移動させてから殺すタイワンアリタケが好例だが、それが今後、突然人間に牙を剥くことがないとも言い切れない。真菌が人間に感染した例など枚挙に暇がないのだ。
つまり、このような異変が人間に起きた時、我々よりも感覚に優れ、そして我々の良きパートナーである犬こそが、真っ先に警告を発してくれる頼もしい存在になるということだ。カールソン博士は次のように語る。
「チワワやポメラニアンのような小型犬でさえ、彼らを見ていればその振る舞いの変化に気付くことができるはずです」
「実際に何が起こっているのかわからなくても、彼らは異変を教えてくれるでしょう」
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