13年間の全裸拘束で完全に動物化した隔離野生女児「ジーニー」の悲劇!
13年間の全裸拘束で完全に動物化した隔離野生女児「ジーニー」の悲劇! 身動きひとつ取れず、言語能力ゼロ、人前で排便・排尿・自慰に耽り…

コロナ禍で瞬く間に日常の一部となってしまった「自己隔離」。フランス、スペインなど感染者が爆発的に増加しているところでは再び外出禁止令が発令されるなど、自由に外に出られない鬱屈とした日々を過ごす人が増加している。しかし、「ジーニー」ほど長く苦しい隔離を強要された人物は他にいないだろう。あまりにも悲惨な彼女の半生を英紙「The Guardian」の記事(2016年7月14日付)を参考に紹介したい。
“隔離児”ジーニーは、13歳まで部屋で監禁されて育ったアメリカの少女である。だが、彼女が経験した監禁はただの監禁ではない、赤子の頃からまったく動けない状態に拘束されたまま13年間を過ごしたのである。
ジーニーの悲劇の物語は狂った父親クラーク・ワイリーから始まる。太平洋北西部の児童養護施設で育ったクラークは、第二大戦から戦後にかけてロサンゼルスで航空機の組み立てをする機械工として働きながら、ダストボウル(米中西部で発生した大砂嵐)の被害を受けて移住してきた20歳年下のアイリーンと結婚する。クラークはもとより音に敏感な人物で子供を欲していなかったが、アイリーンは女の子を出産した。しかし、クラークは赤ん坊を車庫に放置し殺害。2人目の男は合併症で死亡した。3人目のジョンは生き延び、その5年後、1957年にジーニーが生まれた。

その直後、クラークは飲酒運転による事故で母親を失ったことがきっかけで被害妄想が爆発。その怒りを子供たちにぶつけた。ジョンに暴力をふるい、当時まだ生後20カ月だったジーニーを拘束衣と金網で覆われたベビーベッドに“隔離”したのである。ワイリーが狂気に走った理由の1つに、ジーニーが生後14カ月の頃に、彼女の発達が遅れている可能性があると医師から告げられていたからだとする説もあるが、いずれにしろ病的な反応だと言わざるを得ない。
一方、母親のアイリーンは娘の窮状を憂いていたそうだが、ワイリーへの恐怖と白内障による視力の低下のため電話ひとつかけることがままならず、みすみす虐待を静観していたようだ。クラークは「ジーニーが12歳まで生き延びたら、彼女を助けてやる」とアイリーンに約束していたが、守られることはなかった。

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