13年間の全裸拘束で完全に動物化した隔離野生女児「ジーニー」の悲劇! 身動きひとつ取れず、言語能力ゼロ、人前で排便・排尿・自慰に耽り…
2020.10.29 12:00
ただ、そこでの暮らしも決して幸せなものではないかもしれない。知的障碍者センター以降のジーニーの生活はベールに包まれており、彼女を支援してきたカーティスらも面会できない状態が続いているという。ただ、27歳と29歳の誕生日に彼女を訪ねたという精神科医のジェイ・シャーリーは、ジーニーは無口で、うつ状態にあったとその時の様子を語っている。2000年に匿名の人物が雇った私立探偵は、ジーニーが幸せそうに生活していたと報告しているそうだが、確かな情報とは言えない。
母アイリーンは2003年に亡くなり、ジョンも2011年に亡くなった。今も生きていれば63歳になるジーニー。“不毛地”と形容されるほど荒れ果てた彼女の人生が、少しでも豊かになっていることを祈らずにはいられない。
参考:「The Guardian」、「Very Well Mind」、ほか
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