核戦争が勃発したら50億人が72分で死亡!? 生き残れるのは「あの2カ国」だけなのか

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Image by Gerd Altmann from Pixabay

 2月下旬、米軍とイスラエルによるイランへの協調攻撃が、中東の火薬庫に火をつけた。

 イラン最高指導者ハメネイ師の死。それに続くテヘランからの報復ミサイル。サウジアラビアやUAE、カタールといった周辺国も巻き込まれ、イスラエルは戦線をレバノンまで拡大させようとしている。

 この泥沼の連鎖が、もし核戦争へとエスカレートしたら?
 
 ベストセラー作家アニー・ジェイコブセン氏が描くシナリオは、あまりにも絶望的だ。彼女によれば、開戦からわずか「72分」で50億人が死亡し、世界は終わる。

 しかし、そんな地獄絵図の中でも、生き残る可能性が高い国が「2つだけ」あるという。

最初の爆発よりも怖い「終わらない冬」

 ジェイコブセン氏がポッドキャスト『Diary Of A CEO』で語った内容は、単なる都市破壊の恐怖ではない。本当の地獄は、キノコ雲が晴れた後にやってくる。

 核爆発によって巻き上げられた大量の煤(すす)が成層圏を覆い、太陽光を遮断する。これがいわゆる「核の冬」だ。
 
 彼女の試算では、米アイオワ州やウクライナのような中緯度地帯は分厚い氷に閉ざされ、10年間は雪が降り続くという。農業は壊滅し、オゾン層の破壊により地上には致死量の紫外線が降り注ぐ。生き残った人々は、日光を避けて地下でのモグラ生活を余儀なくされるだろう。

「農業が失敗すれば、人は死ぬだけです」という彼女の言葉は、シンプルだが残酷な真実を突いている。

選ばれしノアの方舟、オーストラリアとニュージーランド

 では、人類に希望はないのか?

 ジェイコブセン氏が気候学者ブライアン・トゥーン氏と共同で行ったシミュレーションによれば、農業を維持し、文明を存続できる可能性が残されているのは、南半球のオーストラリアとニュージーランドだけだという。

 理由は明白だ。

 第一に、北半球に集中する核保有国や主要な標的から地理的に離れていること。第二に、核の冬が到来しても、これらの地域であれば農業生産を維持できるだけの気候条件とインフラが残る可能性があるからだ。

 他にもアイスランド、スイス、ツバル、南アフリカ、チリなどが「避難所」として挙げられることはあるが、食料自給力と地理的隔離性を兼ね備えた「最強の要塞」は、やはりオセアニアの2カ国に限られるようだ。

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ロシア、中国、そして武装組織の影

 現在、核保有国同士が直接戦争をしているわけではない。しかし、ロシアはイラン製ドローンに依存し、中国はイランの石油に依存している。さらにヒズボラやフーシ派といった武装組織も絡み合い、いつ「誤算」が生じてもおかしくない状況だ。

 もし明日、警報が鳴り響いたとしたら、我々にできることは何だろうか。ニュージーランドへの移住チケットを検索するか、それとも諦めて最後の晩餐を楽しむか。いずれにせよ、72分という時間は、人生を振り返るにはあまりにも短すぎるかもしれない。

参考:Misterios do Mundo、ほか

TOCANA編集部

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