形を変え、合体する“謎の発光体”… 全米の核施設周辺で2800件のUFO報告。なぜ「核」だけが執拗に監視されるのか?

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 アメリカの安全保障の要である核施設が、長年にわたり「未知の訪問者」によって監視され続けていた――。そんなSF映画のような話が、膨大なデータとともに現実味を帯びて浮上している。

 UFO(未確認飛行物体)の目撃情報を収集・分析するプラットフォーム「Enigma(エニグマ)」が公開した最新レポートによると、過去80年間にわたり、全米90カ所以上の原子力発電所や核兵器施設周辺で、実に2800件を超える未確認空中現象が報告されていたことが明らかになった。

 これまで「UFOが核施設に興味を示している」という話はオカルト界隈では定番のネタだった。しかし、これほど具体的な数字を突きつけられると、単なる都市伝説として片付けるわけにはいかないだろう。

姿を変える「光の球」と、核施設への異常な執着

 レポートによると、目撃された物体の形状は多岐にわたる。発光するオーブ、円盤型、球体、円筒形、そして近年目撃例が急増している三角形などだ。これらは核施設の周辺約40キロ圏内を、精密なパターンで飛行したり、ホバリングしたりしているという。

 特に生々しいのは、つい最近の事例だ。2025年4月、ニュージャージー州のホープクリーク原子力発電所近くで、オレンジ色に光る球体が形を変えながら飛行する様子が動画に収められた。目撃者は「ドローンや機械的なものではなく、生き物のように形を変えていた」と証言している。

 また、2024年2月には、複数の小さな光が建物の上空で1つの巨大な発光体に吸い込まれて消えるという、まるで映画『アビス』か『未知との遭遇』を彷彿とさせる現象も報告されている。

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画像は「Daily Mail Online」より

 これらがもし他国の偵察機だとしたら、あまりにも堂々と、かつ物理法則を無視した動きをしすぎている。日本の感覚で言えば「不審なドローン」の一言で片付けられがちだが、その実態はより不気味で不可解なものだ。

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米国の原子力発電所の近くでは1,800件以上のUFOの目撃が報告されており、軍事核兵器施設では1,000件以上の目撃が記録されている。 画像は「Daily Mail Online」より

過去から続く「核」と「UFO」の密接な関係

 UFOが核に興味を示すのは、今に始まったことではない。レポートは、アメリカの核開発の黎明期である1940年代後半にまで遡り、ニューメキシコ州の空軍基地周辺で報告された「緑色の火の玉」についても言及している。

 中でも有名なのは、1967年にモンタナ州のマルムストリーム空軍基地で起きた事件だ。上空に謎の飛行物体が現れた直後、複数の大陸間弾道ミサイル(ICBM)が突如として機能不全に陥ったという。今回のレポートは、こうした「武力介入」とも取れる事案が、氷山の一角に過ぎないことを示唆している。

 2024年11月から2025年2月にかけてアメリカ東海岸で発生した「謎のドローン軍団」の騒動も記憶に新しいが、エニグマ社の分析によれば、その多くが今回報告されたUFOの特徴と一致するという。つまり、当局が「ドローン」と呼んで茶を濁していたものの中には、正体不明の「何か」が混じっていた可能性があるわけだ。

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画像は「Daily Mail Online」より

福島やチェルノブイリにも現れた「監視者」たち

 さらに興味深いのは、この現象がアメリカ国内に留まらない点だ。レポートでは、2大原発事故――1986年のチェルノブイリと、2011年の福島第一原発事故――の際にも、同様の飛行物体が目撃されていたと指摘している。

 チェルノブイリでは、炎上する4号炉の上空に円筒形の物体がホバリングしていたと言われ、福島でも爆発した原子炉の上空を光る物体が移動する映像が残っている。

「彼ら」は人類が核という制御困難な火を扱うのを監視しているのか、あるいは最悪の事態を防ごうとしているのか……。あるいは、ただ単に核エネルギーが彼らの好物(燃料)であるという、もっと身も蓋もない理由かもしれない。

ペンタゴンは「証拠なし」だが…

 ペンタゴンの全領域異常解決局(AARO)は一貫して「宇宙人の存在を示す物理的証拠はない」というスタンスを崩していない。しかし、2800件もの報告があり、その多くが軍人やパイロットといった「訓練を受けた観察者」によるものである以上、もはや「見間違い」で済ませる時期は過ぎているだろう。

 エニグマ社の研究者はこう警鐘を鳴らす。「もしこれらが他国の兵器なら国家防衛の脆弱性を晒していることになるし、もし科学で説明できない存在なら、それは物理学の再定義を意味する」。

 正直なところ、どちらの結果になっても我々の常識はひっくり返ることになる。アメリカの核施設を我が物顔で飛び回る「彼ら」の目的が、人類への警告なのか、あるいは単なる観察なのか……。空を見上げるのが少し怖くなるような、そんな不気味なリアリティがこの報告書には詰まっているのだ。

参考:Daily Mail Online、ほか

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