【動画】お祭りでヒューマノイドロボットが暴走して観客に襲いかかる!?会場が騒然・・・中国

【動画】お祭りでヒューマノイドロボットが暴走して観客に襲いかかる!?会場が騒然・・・=中国の画像1
画像は「YouTube」より

 中国・天津で開催された「天津ウィンターガラフェスティバル(Tianjin Winter Gala Festival)」において、あるヒューマノイドロボットが突如として暴走し、観客に向かって「襲いかかる」ような動きを見せたとされる動画が、中国のSNSで話題となっている。

 問題の動画はこちら。

目撃された異常行動

 事件が起きたのは2月9日。映像には会場に展示されていた複数のUnitree H1型ヒューマノイドロボットのうちの1体が、観客の一人が差し出した手を握ろうとせず、突如として不規則な動作を始める様子が映っている。その後、ロボットは突進するように観客の方へ向かい、警備員とスタッフが制止に入るまで動き続けた。映像の終盤では一時的に落ち着いた様子も見せたが、その異常な動きは多くの人に衝撃を与えた。

「H1」ロボットとは?

 この事件の中心となった「H1」は、Unitree社が開発した汎用型ヒューマノイドロボットだ。身長約180cm、重量42kg、最大秒速3.3メートルの移動速度を誇り、バッテリー容量は864Wh。価格は約9万ドル(約1,350万円)とされており、中国国内では商業向けロボットの中でも特に注目を集めている。

【動画】お祭りでヒューマノイドロボットが暴走して観客に襲いかかる!?会場が騒然・・・=中国の画像2
殴られたら痛そうな手をしている 画像は「Unitree Robotics」より

企業側の説明と世間の反応

 この騒動を受け、開発元のUnitree社は公式声明を発表。「ソフトウェアの設定ミス、もしくはセンサーの誤作動による偶発的な事故だった可能性が高い」と説明し、今後は同様の事態が発生しないよう、対策を強化するとしている。

 しかし、この説明に納得できない人も少なくない。SNS上では、「ただバランスを崩しただけでは?」「これは10年後の未来の予兆だ」「SFホラー映画みたいだ」といった様々な意見が飛び交っている。

 近年、中国ではロボット産業が急成長を遂げており、高性能なモデルが次々と登場している。しかし、今回のような事例は、技術の進化がもたらすリスクについて改めて考えさせられるものでもある。人間と共存するロボットが本当に安全なのか、その議論は今後ますます重要になっていくだろう。

 暴走するロボットに怯える日が来るとは、SF映画の世界もすぐそこまできているのだろうか。ひょっとすると次に暴走するのは身近なスマホだったりするのかもしれない…!?

参考:Oddity Central、ほか

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