プーチンの「150歳まで生きたい」発言から数カ月… ロシア科学者が”世界初の老化遅延薬”を開発中?

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 プーチンが「150歳まで生きることはおそらく可能だ」と発言してから、まだ数カ月しか経っていない。それなのにもう、ロシアの科学者たちが”世界初の老化遅延遺伝子薬”の開発に取り組んでいるという話が出てきた。スピードが速いというか、独裁者の「お達し」がいかに強力かを思い知らされる話だ。

RAGE遺伝子を封じる「世界初の薬」とは何か

 ロシアの科学・教育大臣デニス・セキリンスキー氏は、サランスクで開催された長寿医学フォーラムでこう述べた。「細胞老化のきっかけとなるRAGE遺伝子を遮断することで、細胞の若さを保つことができる。この原理に基づき、世界初となる遺伝子治療薬の開発という野心的な目標が設定された」。

 RAGEとは「Receptor for Advanced Glycation Endproducts(終末糖化産物受容体)」の略で、簡単に言えば細胞の老化スイッチを入れる受容体のことだ。これをピンポイントで遮断できる遺伝子治療薬が実現すれば、確かに医学の常識を覆すことになる。開発は「老化・医学生物学研究所」が担当しているという。

 ただし、セキリンスキー氏が具体的な証拠や臨床データを示したわけではない。あくまで「野心的な目標として設定した」という段階だ。とはいえ、プーチンの意向と完全に一致しているのは偶然ではないだろう。

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「お金と同じで、いくらあっても足りない」プーチンの不老執着

 プーチンの長寿への執着は今に始まった話ではない。昨年11月のAI会議では「150歳まで生きられると思う」と発言し、さらに「でもそれでも足りない。お金と同じで、いつだって少ない気がするものだ」と続けた。73歳にして「150歳でも物足りない」と言い切るあたり、スケールが違いすぎる。

 さらに衝撃的なのが、プーチンが中国の習近平主席に向けて囁いたとされる発言だ。マイクに拾われてしまったその内容は、「人間の臓器は継続的に移植し続けることができる。長生きすればするほど若返っていく」というもの。隣には北朝鮮の金正恩もいたとされており、独裁者トリオの「不老鼎談」という、なんとも絵になる光景だったようだ。

 プーチンが暮らす宮殿には最新鋭の医療設備が完備されており、体調管理に万全を期していることは以前から知られている。長女のマリア・ヴォロンツォワ(40歳)は内分泌学者で、ロシアが国家規模で進める長寿研究にも関与しているとみられている。

「2050年に息子が35歳になる」計算された権力継承の野望

 ロシアの調査ジャーナリストでもあるイリヤ・ダヴリャチン氏は、プーチンが本当に目指しているのは97歳まで生きることだと指摘している。計算は単純だ。2050年、プーチンの長男イワン・スピロドノフはちょうど35歳になる。ロシアの法律では、大統領に立候補できる年齢は35歳以上と定められている。

 現在まだ11歳の息子が適齢期を迎えるまで生き延び、権力を手渡す——そんなシナリオを、プーチンは本気で描いているというわけだ。日本でいえば、2050年まで総理の座を守り続けるようなもので、想像するだけで頭がくらくらする。

 ロシアの研究者たちは政府からの指示を受け、老化抑制に関する最新の研究データをすべて提出するよう命じられたとも伝えられている。ある内部告発者は「今日レターが来て、昨日までに送れと言われた」と証言しており、現場の混乱ぶりが伝わってくる。プーチンのためなら時間さえも遡らせるつもりらしい。

 一方で、皮肉なのはその政策との矛盾だ。プーチンはロシア国民の健康を守り、2030年までに17万5000人の命を救うという国家プロジェクトを掲げている。だが同時に、ウクライナへの侵攻でその何倍もの命が失われているという現実がある。

 なお、プーチンの長年の「不老顧問」として知られた聖ペテルブルク生物制御・老年学研究所所長のウラジーミル・ハヴィンソン教授が昨年、77歳で急逝した。プーチンや愛人のアリーナ・カバエワ(42歳)に抗老化カクテルを投与していたとされる人物で、その突然の死はプーチンにとってもかなりの痛手だったはずだ。

 独裁者の「不老の夢」と最新の遺伝子科学が結びついたとき、何が生まれるのか。世界が固唾を飲んで見守っている。

参考:Daily Mail、ほか

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