偽文書とされた「MJ-12文書」は本物なのか? UFO極秘文書とCIA記録の一致が浮上

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 米当局から偽文書の汚名を着せられていた“マジェスティック12”の文書ファイルが今になって実は本物であることが指摘されている――。

■偽文書扱いの「MJ-12文書」は実は本物!?

ロズウェル事件」直後に発足したとされ、宇宙人やUFOに関する調査や宇宙人との接触や交渉を行っていたとされる委員会“マジェスティック12(MJ-12)”に関する文書は、FBIによって何十年も偽文書であると否定されてきたが、ある研究者は同時代のCIAの実際の文書と一致する公式の情報ファイル番号が含まれていると指摘している。「MJ-12文書」はやはり本物だったのか――。

 匿名の研究者は、MJ-12文書に押された行政スタンプやファイル番号を、1940年代と1950年代に公開されたCIA文書に押されたスタンプやファイル番号と比較した結果、かつてアメリカの諜報機関が使用していた形式と一致していることを報告している。

 研究者は、UFO研究家で作家のライアン・ウッド氏が共有したMJ-12文書を検分した。ちなみにウッド氏は1980年代に初めて公表されたMJ-12文書の物理的なコピーを所有している。

 FBIは以前、MJ-12文書のいくつかを「偽文書」として分類し、捏造として却下したことで、文書の真贋についてその後何十年にもわたる議論を引き起こしている。

「MJ12 Logic」というペンネームでSubstack(サブスタック)に記事を書いている匿名の研究者は、MJ-12文書と実際のCIA文書を比較して発見した類似点は偽造ではないと主張する。

 彼の分析によれば、物議を醸したUFO文書に記載されているいくつかの行政スタンプと申請番号は、同時代の本物の諜報記録で使用されているマークと一致していた。

 米軍と諜報機関が第二次世界大戦後に実行した極秘プログラム「ペーパークリップ作戦(Operation Paperclip)」は、ナチスの先進的な兵器や技術に携わったドイツの科学者や技術者を戦後にスカウトしてくるためのプログラムであったが、作戦に関連する文書は数十年にわたって機密扱いの後、主に1998年以降に順次公開された。

 研究者はMJ-12文書と、2022年6月22日まで機密解除されなかったペーパークリップ作戦文書の345ページの両方に「834021-」という同じスタンプが押されていることを発見した。

 CIAのファイルと、偽文書とされるMJ-12文書の両方にあるほかのマーク文字列には「A-1762.1」、「ER-1-2735」、「CIA SI 28-55」などもある。

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画像は「Daily Mail Online」より
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画像は「Daily Mail Online」より

 研究者は1980年代にはCIAの本物の記録の多くがまだ公表されていなかったため、詐欺師がこれらの一致する行政コードを正確に再現することはほぼ不可能だったと説明する。

 ウッド氏はこの分析を称賛し「彼は素晴らしい仕事をしている。適切な箇所を掘り下げ、歴史調査もしっかり行っている。まさに的を射ており、論理的で、公平で、非常に信頼できる」と英紙「Daily Mail」に話す。

 これらのマークはすべて、1940年代と1950年代にかけてアメリカの諜報機関が使用した数字による分類システムの一部であり、当時の機密報告書を整理、追跡、保管するために使用されていた標準的な記録管理慣行であった。

 これらのシステムの多くは数十年にわたって公に文書化されていなかったため、部外者がそれを納得のいく形で再現するのはほぼ不可能であるはずだと研究者は主張している。

 MJ-12はエイリアンとの交信、UFOの調査、墜落したエイリアンの宇宙船の回収、先進技術のテストという4つの特定のプロジェクトを監督していたとされている。

 MJ-12文書のあるファイルには、宇宙人とコンタクトが可能になるまでに5年を要したことが記されている。同文書は無線で送られるバイナリコードを使って「エイリアンとの原始的な通信を確立した」と記されている。

 1964年には空軍と地球外生命体との会合を行った記録が残されており、MJ-12 文書は「空軍士官が2人の宇宙人と基本的な情報を交換することができた」との記述がある。

 一方で米政府は、UFOや地球外生命体が存在するという物理的証拠はこれまでいっさい存在しないのだと一貫して主張している。今回の“発見”は当局の頑ななスタンスを揺るがすことになるのだろうか。そしてエイリアンとの交信は1960年代にすでに実現していたのか。関連する続報を引き続きチェックしていきたい。

参考:「Daily Mail」ほか

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文=仲田しんじ

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