>  >  > 【戦後70年】戦争の怪談 ― 人の血をすするメモ帳

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 私は、ルドルフ・グライナーです。日本と世界を研究するドイツ人です。私は、日本と世界の違いやドイツと日本の違いを研究しています。

 日本兵は本当に勇敢に戦いました。ドイツが降伏した後も世界を相手に戦っていました。たしかに戦争はいけないことです。しかし、自分の信念や、自分の国を守ることに命を捧げた人たちのことを今の人が非難することができるでしょうか?

 強い信念をもって生きている人がいたということは、肉体がなくなった後も、その信念だけで生きる人がいるということです。しかもその信念が強いと“あるはずのないもの”がリアルに現実化してしまうこともあるようです。


 さて、これは、私がフィリピンでアメリカ軍と闘った元日本兵Aから聞いた話です。

A 「それはそれはひどいものだった」

その方は言います。

A「まともに水もなければ、食料もない。戦うといっても、武器もそんなになかったんだ」
私「それではどうやって生き延びたのでしょう」
A「ジャングルの中にある木の根や木の実を割って水を飲んだ。食べ物は木の実もあれば、蛇やトカゲもある」
私「もっと大きな動物は食べないのですか」
A「殺すと鳴き声を上げる動物は敵に聞かれる危険があるので食べなかった。だから、殺すときに鳴かない動物を食べていた」

 Aはそのまま話を続けました。

私「そのような過酷な場所で、よく生き残ることができましたね」
A「ああ、それが不思議な話なんだ」

ここから先の話はなかなか興味深いものでした。

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