“呪文”で糖尿病7歳殺害の自称・祈祷師と接触した女が衝撃暴露!「ギャル曽根の写真を見せられ…」
糖尿病の小学生に対し“治療”と称して呪文を唱え、インスリン投与を止めさせたことで死亡させたとして、自称祈祷師で会社役員の近藤弘治容疑者が殺人容疑で逮捕された。この祈祷師、数年前は有名タレントと一緒に写った写真を自慢げに持っていたという話があり、タレント本人に無断で自己宣伝に利用していた疑いもある。
「私はあらゆる病気を治せる特殊な力がある竜神だ」
近藤容疑者はそう自称し、今年4月上旬ごろ、少年の両親から200万円の報酬を受けとって治療と称する行為を始めたが、両親にインスリン投与をやめさせたことで同27日に少年が死亡した。
この容疑者の“祈祷”を受けたことがあるという占い師の女性、麻梨奈さんによると「5年前、宇都宮市内で路上占いをやっていたときに(容疑者から)『占いのパワーが弱いから客が集まらない』と声をかけられました。そのとき見せられたのが女性タレントの手島優さんやギャル曽根と一緒に写ったという写真だった」という。
「このタレントは自分が祈祷して成功したんだと言っていて、パワーがほしければ100万円が必要だと言われました。そのとき私はまだ駆け出しで財力がなかったので断ったんですが、1カ月ほど経ってまた現れ、いまなら30万円でやってもいいと言われました」
麻梨奈さんはこのディスカウント価格で祈祷をしてもらうことになったが、容疑者はロウソクの点けた部屋でオーバーな身振り手振りによる呪文を大声で唱え、祈祷はおよそ5分ぐらいで終わったという。
「その後の効果は感じませんでしたが、私がヒーリングショップを開業すると店にやってきて、成功したのは自分のおかげだと100万円を要求してきたんです。もちろん払いませんでしたが…」
女性があとで不審に思ったのは、手島やギャル曽根と撮ったとされる写真だ。
「テレビを見ていて、タレントの方2人とも写真で見たのと少し印象が違った気がしたので(近藤容疑者に)聞いてみたところ、『テレビに出るときは化粧をしっかりしているから違って見える』と言っていました」
麻梨奈さんが容疑者と話したのはそれが最後だったというが、一緒に撮ったときのタレントはスッピンかそれに近い状況だったということか。奇しくも手島とギャル曽根、2人ともスッピンが別人に近いというウワサのあるタレントで、実際にホンモノだったのかもしれないが、これは写真そのものを見てみないと分からない。いずれにせよ2人の名前が勝手に使われていたと見られる。
近藤容疑者はもともと建設会社の実業家だったが、バブル崩壊以降に地元の「拝み屋」と言われる女性のもとで手伝いを始め、そのうちに独立したとされるが、占い師は「経営者時代の部下だったという方にたまたまお会いしたら『昔はもっと堅い感じの人だった』って言っていた」という。
なんにせよ身勝手な商売で重病の少年の命を奪った罪は大きい。
(片岡亮)
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2024.10.02 20:00心霊“呪文”で糖尿病7歳殺害の自称・祈祷師と接触した女が衝撃暴露!「ギャル曽根の写真を見せられ…」のページです。呪文、祈祷師、糖尿病などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで