>  > 欽ちゃんの深遠なるお笑い理論がヤバすぎる!

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川本成(撮影:編集部)

 サイキック芸人キックとお笑い評論家のラリー遠田が、欽ちゃん劇団出身の芸人・俳優である川本成に萩本欽一の伝説を聞くロングインタビュー企画。第3回では、萩本のお笑い理論について聞いてみた。

・ インタビュー第1回:ヤバすぎる「欽ちゃんエピソード」のホントのところ
・ インタビュー第2回:欽ちゃんの名言を徹底解説「世の中はすべて7:3だ」


■欽ちゃんと二郎さんの絶妙すぎるコントの秘密

川本  僕は前、コント55号の「山彦屋」っていうコントを自分でやってみたことがあるんです。僕にとっての(坂上)二郎さんは誰だろうと思って、大堀こういちさんっていう役者さんに声をかけて。欽ちゃんにも許可を取って、舞台でやってみたんです。

 コント55号では、二郎さんがボケで欽ちゃんがツッコミっていうイメージがありますよね。でも、いざ自分でやってみると、実は欽ちゃんがボケで、二郎さんはその欽ちゃんの言うことに、すごくまっとうに対応しようとしているだけだって気づいて。

『欽ちゃんのドンとやってみよう!』(フジテレビ系)でも、CMに入る前に欽ちゃんが街角にいる一般人のオバちゃんにタイトルコールをさせていたけど、あれは「カメラに向かって『欽ちゃんのドンとやってみよう!』って言ってね」って、あらかじめ説明しているんです。

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We Love Television?』(ポニーキャニオン)

 ところが、本番直前になると急に欽ちゃんが小声で「はい、欽ちゃんのドンといってみよう!」って言うんですね。そうすると、「やってみよう」なのか「いってみよう」なのか、どっちが正しいのか分からなくなって、オバちゃんが混乱して変なことを言っちゃったりするんです。これ、意地悪でしょう。ギリギリになって違うことを言って、間違いを誘発させるんですよ。

 それと同じで、コント55号のネタの構造がどうなってるかって言うと、「フリ」ってあるじゃないですか。そのフリが欽ちゃんはものすごく短いんです。「違うよ」とか「なんでだよ」とかも言わない。もう、ツッコミ自体がフリになっているんです。

「山彦屋」だったら、欽ちゃんが正面に向かって「ヤッホー」って言うと、二郎さんが後ろに回っていて「ヤッホー」と返す。そのときに欽ちゃんは「おかしいだろ」とかは言わないんです。「このやまびこ、俺の後ろから聞こえてくるな」って言うだけ。それで、次に欽ちゃんが横向きに「ヤッホー」と言うと、二郎さんは別の場所に回り込んで返す。こうやって延々と続くんですね。ツッコミ自体が次のフリになっている。だから短いんです。

誰も知らない、萩本欽一。We Love Television?

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素顔の欽ちゃんは、果たして…!?

コメント

1:伊予之鈍才2018年3月19日 20:09 | 返信

欽どん、欽どこよく見ました。話の内容はよく分かります。そんな年になったなって思います。いい考え方有り難うございます。少しでも身に付けて生かせて人に役立て自分なりですが後輩たちに受け継いでもらえることや考えをしていこうと思います。

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