ポテチの「サクサク」が止められない3つの理由! 人間の進化に関係!

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2、食感

 また、サクサクとした食感自体にも魅力があります。サクサクとした食感のものは、その咀嚼音や響きが強いため脳にほどよい刺激を与えています。通常、食事の際に同じような食感が続くと、「慣れ」が出てきて食感を感じにくくなってきます。この「慣れ」が出ないように、レストランのコース料理では様々な料理を小出しに出して、食感の変化をつけたりしますが、サクサクとしたものの食感は刺激が強いため「慣れ」ることに時間がかかり、比較的長く食感を楽しむことが出来ます。だからついついだらだらとスナック菓子を食べ続けてしまったりするんですね。


3、音

 そして、ついにはサクサクという言葉も非常に魅力的なものとなっています。先程から何度もサクサクという擬音語を書いていますが、その文字だけで食感を想起させますよね。サクサク、シャキシャキ、ガリガリ、ポリポリ、パリパリ。このような擬音は、それぞれの音を立てた記憶を思い起こさせ、食感がよみがえってきます。実際に食感の擬音語を使うと、脳内の口や舌などに対応する運動野が反応しているようです。言葉が魅力を引き立たせていることは、サクサクのカツ、パリパリの餃子、というような宣伝文句などでその様子を見ることができますね。

 このように、サクサクしたものは今の人間の成り立ちに大きく関わっており、その魅力は現在でも大きなものがあります。しかし、現代ではそのような食べ物が必ずしも体に良いとは言えません。メイラード反応で生成される物質は老化の原因だと言われていますし、スナック菓子は栄養の偏りがあるので食べすぎると健康に支障をきたします。でも、そうわかっていても、本能には逆らえないんですよね。だから、その、つまり、ポテトチップスを目一杯食べたいです。
(文=杉田彬)

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