チリ政府機関がUFOと断定? 鉱山の上空に現れた飛行物体の写真を公開!

 7月3日、チリ政府の航空局の一部署であるCEFAA(大気圏異常現象調査委員会)は、2枚の写真に写っている物体がUFOでありうると発表した。


■政府公認のUFO写真!?

 この写真は2013年の4月、コジャワシ鉱山の作業現場にいたエンジニアの1人が上空を飛行する物体をサムスン製のデジカメで撮影したものだ。彼を含めて4人のエンジニアがこの物体を目撃していたという。

チリ政府機関がUFOと断定? 鉱山の上空に現れた飛行物体の写真を公開!の画像11枚目の“UFO”写真 画像は「Daily Mail」より

 今回の報告によれば、目撃したエンジニアたちはこの輝く物体は直径は5mから10mの平たい円盤状のものであったと説明していて、鉱山の約600m上空で上昇、下降、水平飛行を1時間以上にもわたって自在に繰り広げていたということである。一般の航空機が放つ騒音はなく、とても静かに飛行を続けた後、東の空へと向かい見えなくなったということだ。2枚の写真の撮影間隔時間については今のところ不明である。

 目撃したエンジニアたちは鉱山への否定的な風評被害を恐れてこれを秘密にしておくことにしていたらしいのだが、目撃から数ヵ月後、撮影したエンジニアが雑談中に何気なく上司にこのデジカメ写真を見せたところ、興味を持った上司に求められて画像のコピーデータを渡したという。その後、上司はこの写真を目撃情報と共にCEFAAに送り、今回の調査が行われることになったのだ。

 CEFAAの外交責任者のジョセ・レイ氏はハフィントンポストの記者に対し「漁業会社は最近、(魚群探知のために)無人飛行機を飛ばしているが、それらはとても騒音が大きいのですぐに識別できます。したがってこの飛行物体は無人機ではありません」と語っている。

 そしてCEFAAは公式に「この飛行物体、もしくは現象はとても興味深いもので、UFOと呼んでもさしつかえないものです」と結論づけているのだ。CEFAAはまた、この飛行物体は気象の現象によるものでもなければ、試作段階の航空機や気象観測バルーン、無人偵察機などでもないとも述べている。これらの発言により、この2枚の写真が政府公認のUFO写真となる可能性がとても高まったことになるのだ。

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