突如、砂漠に現れた謎の湖!? ― チュニジアの「ガフサ湖」出現は奇跡か、災の前兆か?
激しい干ばつに悩まされるチュニジア南部で突如として湖が出現した。英「The Independent」(8月1日付)が伝えた所によると、チュニジアのガフサという地域で今年の7月初旬頃に何の前触れもなく姿を現したこの湖は、地名をなぞり“ガフサ・ビーチ”もしくは“ガフサ湖”と呼ばれているそうだ。
■たちまちレジャースポットに
当初水は透き通った青色であったが、数週間経った現在は藻が発生し濁った緑色に変化しているとのことで、発ガン性物質や放射性物質を含んでいる可能性が懸念されているが、現地の人々は意に介さず、連日40℃まで上昇する気温に火照った体を休ませているようである。
既に多くの人々がボートや浮き輪などを持ち込んだり、スキューバダイビングや飛び込みを楽しんだりと、一躍レジャースポットになっている様子だ。
■出現の原因、経緯は全く不明
湖の出現に関しては奇跡と呼ぶ人々がいる一方で、反対に何か災いが降りかかる前触れと考える人々もいるよう。
画像は「YouTube」より出現した経緯について、地質学者の中には地震活動が地下水を地上表面まで押し上げたのではないか、という意見もあるが、現時点ではっきりした理由は不明である。
現地当局によると、湖の広さは約1ヘクタール(10,000平方メートル)で、深さも十数メートルあるとのことで、北アフリカの砂漠に一夜にしてこのように大きな淡水湖ができた現象は非常に珍しいそうである。
まだ正式に遊泳が禁止されているわけではない、と連日多くの人が詰めかけているが、湖のある南部は19世紀後半より「リン」の産出地として特に鉱業が発達した地域で、現地当局はこの水が有毒あるいは放射性を帯びている危険性を指摘し、泳がないよう通達を出しているということである。
不思議な現象には何らかの理由があるのかも…。原因が解明されるまではくれぐれも自己責任で。
(文=Maria Rosa.S)
参考:「France24」、「The Independent」ほか
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