津波がピタッと止まった南相馬の寺! UFO飛来、宝くじ当せん“被災地のパワースポット”!

津波がピタッと止まった南相馬の寺! UFO飛来、宝くじ当せん被災地のパワースポット!の画像1画像は、「円明院公式HP」より

 地震と津波の大きな被害を受けた福島県南相馬市に、「ほかに類のない世界一のパワースポット」という触れ込みのお寺がある。このお寺「円明院」は、海岸線から500mほど陸に入った場所にあるが、震災時には押し寄せてきた津波がお寺の前でピタッと止まったという奇跡のお寺なのだ。まわりの民家を見ると、津波にのみ込まれて全壊状態だったが、円明院はなぜか無傷だった。

 震災前も、その筋ではよく知られたパワースポットで、観光バスを連ねて遠方から参拝客が1000人単位でやってきていたという。現在は震災の影響でやや勢いは衰えたが、一般客はもちろん、同業の宗教関係者もご利益を求めて参拝しに来る。

 喜びの声も数多く聞かれ、「祈願した宝くじが10枚すべて当せんした!」「長年悩んでいた宿便が出た」「パワーを入れた塩で漬けた白菜が美味しくできた!」「セックスレスが15年ぶりに解消した!」などなど。常連になると100回とか200回も通っている熱心な信者もいるという。

 「2年前、円明院でパワーチャージをしてから、ラッキーなことが連発して起こるんです」と話すのは、このお寺の存在を教えてくれた後輩でフリーターの友人(36歳)。最初はネタ半分の半信半疑で、このお寺を訪れたという。

「まずは29代目、泉智教住職の説法から始まります。泉住職は、井脇ノブ子元衆議院議員を男にしたようなパワーあふれる方。そこで、お寺の敷地内で撮影された、不思議な写真を沢山見せられました。七色の光線が入っていたり、龍神蛇のうろこのようなものが写っていたり。泉住職は『神仏のエネルギーと磁場のエネルギーが二重となって、光のパワーとして現れている』と説明しましたが、どう見ても光がレンズに入ってきて反射する『フレア』現象か、意図的に画像処理した写真にしか見えませんでした。でも本堂にぎっしりと集まった100人前後の参拝客は、ありがたそうにその写真を眺めていました」。ちなみにこの友人は写真が趣味なので、写真の加工技術には多少知識がある。

「次に、お寺の裏山にある『奥の院』に移動しました。そこはエネルギースポットで、そこで1~2時間過ごすと運気が好転するといわれています。参拝客たちはマットを広げて寝そべったり、裸足でウロウロしたりしていました。中には持参した貯金通帳と印鑑、契約書、宝くじなどを地面に並べて、エネルギーチャージしている人もいました」

 泉住職によると、お水、お塩、お酒はエネルギーが入ることで浄化されるので、帰宅後の飲用を勧めている。

「エネルギーで振動するというロープが張られていましたが、残念ながら肉眼で振動は見えませんでした。スマホのカメラであたりを撮影しましたが、光が射した写真は一枚も撮れませんでした。僕が疑ってかかっているのがわかると、泉住職は『運気を引き寄せたいなら、何をお願いしたいかを、はっきり口に出して言うことが大切なんだ』と
真剣に言ってきました」
 そこで思い切って彼は「金持ちになりたい!」と三回叫んだという。

 この奥の院には、なんとUFOも飛来してくるという。UFOは何度も参拝客らに目撃され、写真も撮られている。

「泉住職自身も、寺の上空に飛んでいたUFOを目撃したと言ってました。中には、UFOに乗ったという不思議体験をした人もいるということでした」

 なんとも眉唾な話だが、その後友人はレギュラーで仕事に就くことができ、収入も約2倍にアップしたという。6年ぶりに彼女もできて、幸せの絶頂でもある。これもパワスポのご利益なのか!?

 地元の住民によると、泉住職は市の観光課長と知り合いで、「円明院をパワースポットとして観光地化しよう!」と、大々的に売り出すことにしたという。観光客が減少した福島への訪問が、パワスポブームに乗って増えるなら、復興支援としては歓迎か。
(文=巣鴨豊)

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