歯も爪も毛もない「無毛のファッションモデル」 ― 独創的な異型の美
■ありのままを愛するということ
様々な事柄を経験した、メラニーさんは長年苦しんだ障害とも折り合いをつけつつある。
それが、歯科矯正の一件だろう。今年の上旬、メラニーさんはある医療トークショーに出演したことがきっかけで、上下ともに綺麗に並ぶ“歯”を手に入れる機会に恵まれた。彼女ために、精巧な入れ歯が用意され、ショーに出演する医師たちの拍手の下、彼女は生まれて初めて、鮮やかな白い歯を輝かせて微笑んだ。
しかし、番組が放送されてわずかに8カ月後、彼女はこの入れ歯を装着することをやめてしまった。入れ歯を装着することは、自分らしくないと考えたのだという。
「歯が無いのにどうやって食事をとっているの? と、人に聞かれることがあります。うーん、足が無い人だってマラソンをしますよね。つまり、考え方ひとつなんですよ」
障害と無縁の肉体、あるいは別の人生が与えられると仮定しても、メラニーさんはそれを拒絶するという。
「皆さんが生きるうえで、自分の身体は最も素晴らしい居場所なんです。生きて行けるたったひとつの場所なんですから」
メラニーさんは自らの活躍を通して、ありのままの自分を受け入れ、愛することの大切さを訴えている。
参考:「dailymail」、「Yahoo」、「mirror.co.uk」、「cosmopolitan.co.ukl」、「afpbb.com」
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2024.10.02 20:00心霊歯も爪も毛もない「無毛のファッションモデル」 ― 独創的な異型の美のページです。モデル、メラニー・ガイドス、遺伝子疾患などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで