「シンプソンズ」が“暴君”大統領候補トランプの出現を完全予言していた! 全米崩壊の未来も?
■これまでも何度か未来を予見していた『ザ・シンプソンズ』
他のアニメやマンガ、小説、映画ならともかく、この『ザ・シンプソンズ』で“トランプ大統領”が登場したことも大きな意味を持つようだ。なぜならこの長寿アニメシリーズは、実はこれまでも何度か未来を予見しているからだ。
1997年に放送されたシリーズの、とある回でシンプソン家の長男・バートは熱を出してベッドで安静を強いられる事態に陥ったのだが、なかなかじっとしていられないバートのために絵本が渡された。その絵本のタイトルは『おさるのジョージとエボラウイルス(Curious George and the Ebola Virus)』という、かなりギョっとするものだったのだ。これが2014年末から今年初旬にかけ、西アフリカを中心に感染拡大したエボラ出血熱を予見するものであるとの見方が強いのである。必ずしも主な感染経路ではないものの、“おさる”が感染拡大の媒介になったケースも認められている。
そして1998年9月20日に放送された「The Wizard of Evergreen Terrace」では、シンプソン家の主・ホーマーが黒板に数式を書くシーンがあるのだが、これは後にその存在が確認されることになる「ヒッグス粒子」の近似関数(function approximation)であるというから驚きだ。
そして極めつけは、2001年に放送されたある回で、中東の国を舞台にした話が展開していくのだが、劇中に現れた軍用ジープのドアには、当時まだ存在していなかった反アサド政権を掲げるシリア国民連合(SNC)の独立旗がペイントされていたのである。
3つある星(★)の色がやや異なるようだが、ここまでデザインが似通っていることには驚かされるばかりだ。……と、なにかと話題が尽きない『ザ・シンプソンズ』だが、今後もどのような示唆に富んだ“予見”をしてくれるのか大いに気になる。
(文=仲田しんじ)
参考:「Daily Mail」ほか
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