「飼い主のほうが犬に似てくる」を証明する9枚の衝撃写真=ドイツ
最後の写真はこの「ドッグ・ピープル」を企画したイネスさんと彼女の愛犬、フラーである。
イネスさんは犬と飼い主が共に暮らすことで顔が似てくるとは考えていないというが、飼い主が自らの犬の表情をそっくりに真似することができるはずだという。人間が犬の真似をしているとはいえ、写真を並べて見ると確かに似ているではないか。
■気のせいではなかった? やっぱり犬と人間の顔は似てくる?
犬と飼い主の顔が似てくることについては、関西学院大学教授であり心理学者の中島定彦教授が行った研究が近年、海外メディアで取り上げられ、大きな関心を集めている。教授の行った研究は、500人以上に犬と人間の写真を見せた後に、似ていると思う犬と人間の写真を選んでもらうというもので、約8割の人が犬とその飼い主を言い当てた。
犬と人の目を黒い線で隠すとその正解率の低下が著しかったことから「犬と飼い主の目とその周辺の特徴を比較することで、その類似性を判断することが明確に示された」と中島教授は結論付けている。また教授は、人は見慣れたものに好感を抱くため、自分の顔に似た犬を選ぶのではないか、とも述べている。
遠い昔から人間と共に暮らし、絶滅したものを含めるとその種類は数千にも及ぶという犬。これだけ多く犬種の表情があるのだから自分に似た犬がいたとしても不思議ではないだろう。いつか自分にそっくりの犬に出会ってみたいものである。
(文=清水ミロ)
参考:「Peta Pixel」、「Huffington Post」ほか
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2024.10.02 20:00心霊「飼い主のほうが犬に似てくる」を証明する9枚の衝撃写真=ドイツのページです。ペット、清水ミロ、愛犬などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで