【埼玉少女】鎖で監禁、5回妊娠、虐待…「クリーブランド監禁事件」の悪夢が容疑者の動機か?

 検察はこの死産を殺人罪として扱っている。カストロ容疑者は普段は大人しく、趣味はクルマいじり。サルサバンドではベースを弾いていた。しかし同容疑者には凶暴な二面性があり、身内からは「モンスター」と呼ばれ、元妻を階段から突き落としたり、鼻を骨折させたり、肩を脱臼させるなどの暴行を日常的に加えていた。段ボール箱に詰めてフタを閉じることもあったという。

 元妻は1996年に別居を始めるが、同容疑者はその間も電話で「ボコボコに殴って殺す」と脅し続け、養育権がないにもかかわらず、度々娘たちを連れ去ったという。元妻はその後48歳の若さで死去。死因は脳腫瘍だったが、2005年に起こした家庭内暴力の訴状には「カストロの暴行のせいで脳血栓ができている」と述べていた。

「こんなモンスターと10年に渡り生活していた3人の女性は地獄でしかない。監禁当初は鎖で全身を繋がれていたという。彼の自宅には扉がいくつもあり、それぞれが重く、内側から開けられないよう南京錠がついていた。寺内容疑者も千葉のアパートには南京錠をつけていた。共通点は多い」(事情通)

 事件発覚の経緯も似通っている。寺内容疑者は今年2月、千葉の部屋を引き払い、就職先に近い東京・東中野のアパートに引越した。その部屋には外鍵は付いておらず、先月27日に同容疑者が外出したところを見計らい少女は脱出、保護された。カストロ容疑者もある日、気の緩みからか、重い扉に南京錠をかけるのを忘れたままマクドナルドに食事へ出かけたことで、女性が逃げ出し、事件が発覚した。

 臨床心理士の男性は、「犯人と女性との間には絶対的な主従関係があり、犯人はまさか逃げ出すとは思わなかっただろう。これは女性たちが絶望的ななかでも脱出する機会をうかがっていたことに尽きる」と話す。今後の教訓にするしかない――。

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