パナマ文書はやはり陰謀! 真相の裏にロスチャイルドやCIA、フリーメイソン?

関連キーワード:

,

,

,

■世界共同体に向けた「グローバル税制」と「邪魔者潰し」という目的

 今回はその世界主義に基づく政策、つまり、世界共同体へと移行していくための準備の一環ではないかと考えられる。私は大きく二つの狙いがあると思う。

 ひとつは「グローバル税制の基礎作り」である。

 早くも2017年には各国の税務当局が連携して何らかの対策が取られる見込みであることは言ったが、それは換言すれば、何らかの「世界制度・ルール」の下に各国の税務当局を糾合する政策ともいえる。つまり、自国の企業や個人への徴税は、本来なら主権国家の管轄であるはずだが、その権限を究極にはグローバル機関に預けてしまう格好である。「国家主権を跨ぐ」という意味では、これはTPPと同じ類いの政策だ。ただし、TPPとの違いは、大衆世論をうまく味方につけることに成功したという点だ。

 なにしろ、大企業・富裕層・大物政治家たちの不正だ。誰だって「許せない!」と激怒する。その激高する大衆世論を背景にすれば、実質課税逃れをしているズルイ連中の「逃げ道」を潰し、追徴するという大義名分を掲げることで、通常なら強引で全体主義的と忌避される政策であっても、易々と正当化できてしまう。しかも、それが私的収入や財産に対する国際的な監視・管理体制の構築への道を開き、いずれは「世界市民」に対する「直接徴税」へと繋がっていくとしても、一応は市民自らが選んだ格好ではある。

 もう一つは「そういった世界政府的なシステムを構築していく上で、政治・経済上の障害となる存在を窮地へと追い込み、いずれは潰す」ことだ。

 これもまた、大衆の怒りの矛先が彼らに向かうようにすれば、果たし易いわけだ。


■政治上のライバルや邪魔者を潰すという意図

 後者の「政治面」に関していえば、今回のリークにおける政治的側面を見ただけでも容易に理解できよう。たとえば、ロシアのプーチンや中国の習近平、シリアのアサドなどがあからさまに標的だ。これは「表の情報」から見ると「西側諸国VS中ロ陣営」の対立構造だが、「裏」から見ると実は「世界政府推進勢力VS抵抗勢力」でもある。

 アイスランド首相が標的になった理由は分かり易い。同国は欧米金融機関の借金を踏み倒して、中央銀行を国有化した。つまり、グローバル・システムの統制から外れたので、落とし前をつけられた格好だ。アイスランドは人口が少なく、地理的に孤立し、しかもエネルギーの自給できるために、こういうウルトラCが可能だった面もある。

 ところで、「パナマ文書」のリーク翌日には、さっそくレイキャビクの国会議事堂前で大規模デモが発生している。なんとまあ、「準備がよろしい」ことだろうか。

 興味深いのは、イギリスのキャメロン、サウジアラビア国王、ウクライナのポロシェンコの関係者がタックスヘイブン利用者のリークに含まれていることだ。

 キャメロンが標的になった理由は、EU離脱問題が深く関係していると思う。フィナンシャル・タイムズはこの問題でキャメロンの無能を散々叩いてきた。自身は残留派として国民を説得しながら、他方で国内の反EU派に媚びて、結局は国民投票の道筋を付けてしまったからだ。グローバル・エリートは以前からイギリス民族派の動きに神経を尖らせてきた。せっかく手塩にかけてEUを育ててきたのに、「どうしてくれるんだ?」という話である。だから、キャメロンの無能・ドジ、もしくは面従腹背(本音では離脱に賛成)は絶対に許せない。ちなみに、この稿を書いている最中、安倍総理が訪英し、わざわざEU残留が同国にとって経済的なメリットであると説いたのには、苦笑いさせられた。

 サウジアラビアとその国王政権は、周知の通り、どんどん西側に対して反抗的になっている。今では表立ってオバマ政権と衝突するまでに関係が悪化している。

 もっとも目を引くのがポロシェンコだ。彼はウクライナ政変の渦中にいた。だから、それを影で仕掛けた勢力にしてみれば、あまりにも秘密を知りすぎた男だ。これは「口封じされたくなければ、そろそろ自分から手を引けよ」というメッセージではないか。自分たちの手下であっても、賞味期限が切れれば容赦しないのが「彼ら」である。だから、近いうちにポロシェンコが引退すれば、そういう事情だったと理解していいと思う。

 このように、今回のリークには、極めて露骨な政治的意図が感じられる。だから、この原稿は5月10日の本暴露前のものだが、今後の本暴露データにも何らかのリライトが入っている可能性は常に頭に入れておくべきだ。私は極めて巧妙な情報操作手法が使われるのではないかと考えている。たとえば、グローバル勢力の「敵」には致命傷を負わせる一方で、自分たちもまたあえて“浅い傷”を甘受する。この巧妙な戦術については、「新聞が我々を攻撃することは、新聞がまだ自由を失っていないという印象を民衆に与えるのに役立つのである」というふうに、例の“史上最悪の偽書”にも記されている。この手法によって、リークの最大受益者は、自分がそうである事実をうまくカモフラージュできるのだ。


■「パナマ文書」の最大の目的は“経済上のライバル潰し”である

 さて、問題はこういった「政治面」よりも、むしろ「経済面」である。

 つまり、これから世界政府的なシステムを構築していく上で経済上の障害となる存在とは何か、ということだ。換言すれば、グローバル勢力にとって、政治上の邪魔者であるプーチン政権や習近平政権に相当する経済上の邪魔者は誰か、ということである。

 実はここが一番のポイントなのだ。そして、これこそ「パナマ文書」リークにおける最大の動機だと、私は睨んでいる。ただ、この「パナマ文書」問題は、実はそれだけを見ていても、決して本質は分からない。「パナマ文書」を含めた一連のイベントとして見る視点がなければならない。だから、以前にもあったし、これからも続けられる。そして、最後には、まるで見事な投げ網漁のような、誰もがあっと驚く仕掛けが待っている。

 くり返すが、不正自体は私も許せない。しかし、暴露の経緯の不自然さ、背後の仕掛け人の存在、黒幕の真の意図や目的などは、また別次元の問題ではないだろうか。

 よって、次回もそれを探っていく。(『神々の予定表』著者/元と学会・予言研究歴30年の超常分野研究家山田高明 連絡先→secret999saint*gmail.com *に@入れ。実名のみ開封)

パナマ文書はやはり陰謀! 真相の裏にロスチャイルドやCIA、フリーメイソン?の画像4画像は、『神々の予定表 アジェンダ』(4月8日発売/トカナBOOKS)より

山田高明の記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

パナマ文書はやはり陰謀! 真相の裏にロスチャイルドやCIA、フリーメイソン?のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで

トカナ TOCANA公式チャンネル