顔面にセメント注入で整形失敗、コブコブの怪物に… 衝撃的なアメリカの整形手術3例
ダブロー医師はラジーの手術について、顔からセメントを取り除くにあたり2点、重要な懸念があると説明した。第一に、手術によってより激しい炎症を引き起こし、顔がもっとひどく腫れる可能性。第二にコブは筋肉、神経、血管をも巻き込んでいるので、コブを取り除くと皮膚へ大きな損傷を与えたり、神経を傷つけたりする可能性があるという。
医師たちは手術に踏み切ることに同意したが、「1回の手術で1つのコブの除去」と決め、手術を数回行うことにした。そうして、手術は大成功をおさめた。
ラジーは手術後、友人や家族に新しい顔を披露し、ダブロー医師とナシフ医師には「いくら感謝をしてもしきれない」と言う。彼女は自分の顔に初めて自信を持ち、新しい人生を踏み出すのが待ちきれないとも話す。
ケース2:宇宙人になりたい
さて、ラジーのケースはハッピーエンドに終わったが、ダブロー医師とナシフ医師の元には非常に風変わりな患者も訪れる。
ビニーという患者は、「完全に宇宙人のような顔」にしてほしいと、彼らのオフィスを訪れた。ビニーは少年時代からいじめられっ子で、宇宙人のようなルックスを手に入れれば人生を変えられると夢見ているというのだ。しかし医師たちはこのような「非現実的」なリクエストには答えられないとビニーの申し出を却下した。
ケース3:乳首を下に移動させたい
上の写真のメリッサは胸が大きすぎたので、ある医者から乳房の縮小手術を受けた。その結果、乳首の位置が胸のかなり上になり、ブラジャーをつけていても乳首が見えてしまうという状態にされてしまった。手術をした医者は、修正不可能と言い再手術をしてくれなかったという。ダブロ-医師とナシフ医師は、このケースでは手術を引き受け、彼女の胸は無事に「普通」に戻った。メリッサは15年間胸を隠すような服しか着られなかったが、今は大胆なデザインの服やトップレスを楽しめるようになったということだ。
それにしてもラジーが受けた「手術」はヒドイの一言に尽きる。顔にタイヤのパンクシーリング材とセメントとは! しかしニセ医者のモリスの写真を見ると、彼女自身も驚くほど不自然な体型で、自分にもこれらの材料を注入している可能性が高い。やはり整形などしないか、しても「プチ」程度に留めておくのが賢明という結論になるだろうか。
(文=三橋ココ)
参考:「Daily Mail」、「Botched」、「Daily Mail」ほか
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