屁理屈男「たしかに家は売ったが、家を出て行くとは言ってない」! 全米大注目の不法占拠事件の衝撃的結末は?
■全米を巻き込み、大問題に発展!
周囲が手をこまねき、タマラさんも新居に移れないまま、どんどん時間ばかりが過ぎていく。法的な措置も当然検討されていたが、この事件に何よりもすばやく反応したのが、現地不動産業界とマスメディアだった。事件の発覚後、とある不動産業の専門学校は公式声明を発表。今後、不動産取引において同様の事態が起きることへの危機感を表明するとともに、契約時の確認を徹底するように訴えている。
――しかし、事態は突然転機を迎える。なんと今月14日になってジャスティン・マクロリー氏が家を明け渡すと言い出したのだ。
関係者の話によると、彼はここ数日、今回の一件が全米の関心事となり、連日ニュースで報じられていることにビビりはじめ、トーンも若干下がり気味だったとか。結果、法的措置が執られる前に、タマラさんは念願の新居に移ることができたようだ。メディアによる大がかりな報道がなければ、解決はもっと難しかっただろうとの指摘もある。
まさにマクロリー氏の屁理屈に全米が振り回された形だが、彼が自らの主張を本気で押し通せると考えていたのかどうかは不明である。いずれにしても、マクロリー氏は稀代の“お騒がせ男”として、人々の記憶に末永く刻まれることになるだろう。結局のところ、一番損をしたのは屁理屈をこねた本人だったのである。
(編集部)
参考:「WKRN」、「Oddity Central」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊屁理屈男「たしかに家は売ったが、家を出て行くとは言ってない」! 全米大注目の不法占拠事件の衝撃的結末は?のページです。不動産、マイホーム、占拠、取引などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで