羊でストリートビューを作った「シープビュー」に超感動! Googleに見放された島のチャレンジが本家を凌いだ!
■この美しい島を多くの人と共有したい
「フェロー諸島の小さな首都トースハウンは私の第二の故郷だと思っています。私たちはストリートビューを介して世界中の友達やフェロー諸島のことを知らない人たちに、この美しくも秘められた景色を共有したいと思っています」と、アンドレアセンさんは語っている。また、「私たちからすればGoogleは非常に大きな存在だけど、今は自分たちのやり方でやれることをやりたい」と、その意気込みを熱く語っている。
ただ、こういった秘境にストリートビューが入ることで島が観光地化し、その景観や生態系が失われてしまう心配もあるのではという声もある。それに対してアンドレアセンさんは、「たしかに長い間世間から隔離され、あまり多くの人に知られることのない場所でした。ただ我々は、多くの人々を受け入れる準備はできています」と述べている。具体的にどういった準備なのかは現段階では明らかにされていないが、秘境を広めてしまったがために環境破壊などの問題が発生するような本末転倒なことだけは避けなくてはならない。
このプロジェクト「Sheep View 360」は、TwitterやFacebookなどのSNSにおいてハッシュタグ#wewantgooglestreetviewを用いて展開している。デジタル技術が進化し、そう高価な機材を揃えなくてもアイデア次第で新しいことができるようになった。まさにこのプロジェクトはそのいい例だ。彼女らの思いがGoogleに届けば、一般人でも新しい技術を駆使して大企業を動かせる、そんな時代になったと改めて思わせてくれる。時に羊のゲップが地球温暖化の大きな原因だとレッテルを貼られた羊さんたちにも頑張ってもらいたいものだ。
参考
・「the guardian」
・「DailyMail」
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2024.10.02 20:00心霊羊でストリートビューを作った「シープビュー」に超感動! Googleに見放された島のチャレンジが本家を凌いだ!のページです。アナザー茂、ストリートビュー、デンマーク、羊、シープビュー、Googleなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで