ローマ教皇が9月に宇宙人情報を公言か? 聖地エルサレムに「アブラハム3宗教のリーダー」が超・緊急集合で…
預言者アブラハムの系譜に連なり、世界で広く信仰を集めているユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教――。衝突の絶えないこれら3宗教だが、いずれも同一の神を崇拝する「姉妹宗教」である。エルサレムを共通の聖地と位置付けている点も、もちろんこの歴史的経緯に由来する。
■3宗教の指導者が一同に介する「メクデシェ」
さて、宗教とは本来、万人の幸せと平和を祈るはずのものだが、その宗教自体が対立を生み、人間を不幸にしてきた経緯があることは知っての通りである。そして来月、このような悲劇に終止符を打つべく、聖地エルサレムに3宗教の指導者層が一同に介して相互理解を深め合うという画期的な会合、その名も「メクデシェ(Mekudeshet)」が開催される運びとなった。
主催者によると、9月4~23日にかけてエルサレム・ミュージック・センターで敢行される会合には、3宗教の指導者層のみならず世界各国の俳優や音楽家らも加わり、数々のシンポジウムやイベントが連日予定されているという。ユダヤ人・クリスチャン・ムスリムが分け隔てのない愛を語り合い、ともに学び、祈りを捧げることで、同一の神を崇拝することを理解し、宗教を超えた新たなる精神的結集を図るとのことだ。
■意欲を見せるローマ教皇の真意は?
そして今回のメクデシェに一際強い意欲を持って臨もうとしている人物が、西ヨーロッパ文化圏そして世界11億人にのぼるカトリック信者の精神的支柱、第266代ローマ教皇フランシスコその人である。
そもそも、教皇フランシスコは2013年の就任以来、世界各国を精力的に訪問して宗教の融和や暴力との決別を訴えてきた。「第三次世界大戦はすでに始まっている」「来年のクリスマスはないだろう」などの過激な発言でしばしば世間を騒がせてきたが、それが教皇としての強い危機意識の表れだったことは指摘するまでもない。
「多くの人が異なる考え、感情、そして信仰を持っています」
「その中で、ただひとつ真実であるのは、私たちがみな神の子どもであるという事実なのです」
このように語る教皇フランシスコの姿勢は、寛容と愛そして慈しみにあふれ、まさに新世代の宗教者としてのイメージを人々に印象づけている。ところが今、世界のキリスト教右派や陰謀論者たちの間で、次第にこのような教皇フランシスコの姿勢に対する懸念の声が広まりつつあるようだ。彼らによると、教皇が並々ならぬ意欲を傾ける9月のメクデシェは、“とある恐ろしい計画”の一部であるという。さらにその一環として、来月エルサレムにおいて教皇の口から「宇宙人の存在」に関する言葉が飛び出すという情報まで飛び交っている。一体これらは何を意味しているのか?
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