オーストラリアで発見された不気味なUMA死骸写真! 理学博士がトカナに緊急コメント寄せる
オーストラリアを訪れたアメリカ人が、森の中をハイキングしている時に見つけたという謎の死骸に衝撃と恐怖が広がっている。木の枝にもたれかかりながら、下を見つめるような体勢で息絶えたと思しき問題の死骸だが、目や耳を持たず、口からは牙がのぞき、指先には鋭いツメが。何らかの動物かと思いきや、その体は毛皮で覆われていなかったようだ。
「一体これは何なのか――?」先月30日、世界各国のネットユーザーから意見を募ろうと撮影者の友人が海外掲示板サイト「Reddit」に写真を投稿すると、瞬く間に拡散し、現在コメントが殺到する事態へと発展している。
撮影場所がオーストラリアの森である点に鑑み、「ミイラ化したコアラではないか」「ナマケモノかもしれない」という指摘のほか、南米に生息する未確認生物(UMA)チュパカブラがオーストラリアにも生息していたのではないかと疑う意見、さらに地球外生命体(ET)だと恐怖する声、果ては死骸の黒光りする肌を見て「ロダンの彫刻のようだ」と驚嘆する反応まで寄せられている。
しかし、素人が1枚の写真からすべてを判断することは難しい。そこでトカナ編集部は、科学分野だけではなく、オカルト・不思議分野にも造詣が深い理学博士X氏に写真を見てもらい、死骸の正体について考察を加えてもらうことにした!
編集部からの突然の依頼に、X氏は驚きながらも眉間にシワを寄せつつ重たい口を開いた。
「う~ん、パッと見ですが、四足歩行の哺乳類のような印象ですね。爪の形状や色からして、ナマケモノやコアラではないんじゃないでしょうか。ただ、この黒い皮膚は確かに不思議ですね……毛皮のある生物ではなさそうです」
しかし、X氏がもっとも気になるのは、その正体よりもミイラ化の経緯のようだった。
「見える範囲に外傷はありませんし、死体を食い荒らされた形跡もありません。砂漠の乾燥地帯や泥炭地にでも沈んでいたならともかく、自然の木の上でこんなにきれいにミイラ化するものでしょうか」
X氏は怪訝な表情を浮かべたが、最後はこんな言葉で締めくくった。
「もしもこれが地球上の生物じゃないというなら、今回の死体の状況もまだ分からなくはないですね。地球上の生物のエサにはならないだろうし、微生物による分解もされない可能性がありますから」
――ということは! さすがの理学博士にも写真1枚から正体を特定することはできなかったようだが、地球外生命体であると考えれば納得がいく側面もあるということのようだ。謎はますます深まるばかりである。
(編集部)
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