7歳の我が子が食べられている! インドでまたも残虐カニバリズム事件発生、食人鬼は「感じの良い人」
インドでは最近、カニバリズムが頻発している。今年1月にもパンジャブ州で子どもが食べられる事件があったが、今度はインド北部ウッタル・プラデーシュ州のアマリヤで新たなカニバリズム事件が発覚した。母親は息子のナジム・ミヤンが7歳の少年を食べているところを発見したのだ。子どもの死体は首、腕および足と幾つにも切断されていた。
■首が切断された血まみれの少年の遺体
陰惨なシーンを目撃し、凍り付いた警察官はこう話す。「そこには首のない死体が床に横たわっていました。そして切り離された首がその横にありました」。また、腹部の皮膚は無くなっており、内臓や血痕が部屋中にまき散らされていたとも報告されている。
警察は現場から凶器と思われるナイフとシャベルを回収した。しかし警察が彼を連行する前に、激高した地元の人々によって、彼は手ひどく殴られたという。その後も興奮した何百人もの群衆が警察署の外に集まり、ミヤンの死刑判決を要求した。
「ミヤンはモンスターです。捕まった時、彼の顔と手は血だらけでした」と犠牲者の父親のモド・ネーム・クレシは言う。殺された少年・モニスは8人兄弟の一番年下で他の子どもと外で遊んでいる時に、お菓子をあげるといって家の中に誘い込まれたらしい。
■性的虐待が行なわれていたのか
近所の人によるとミヤンは麻薬中毒者であるにもかかわらず、感じの良い人だったと話す。「彼は皆に挨拶をし、柔らかな口調で話す人でした。彼が人と争ったり、失礼な振る舞いをするのを見たことはありませんでした」と、同じ地域に住む女性は述べている。
プリシビット警察のデヴラニアン・バーマ捜査官は、彼は少年を殺す前に性的虐待をしようとしたのではないかと考えている。ミヤンは司法裁判所に送られ、彼は罪状を認めた。しかし捜査官はさらなる尋問をして、ミヤンが他の子どもにも性的虐待をしていたかどうかも調べようとしている。
「マイアミのゾンビ事件」を覚えている方も多いだろう。薬物によって抑制が失われると、心の奥底に隠されていた“食人欲求”が表にあらわれてくるのだろうか。
(文=三橋ココ)
参考:「Daily Mail」、「Mirror」ほか
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