歴史を激変させた「バタフライ効果」5事例! 911、ヒトラーの誕生、英EU離脱も、些細な出来事がキッカケだった!
■現代のテロを生んだ市議会議員の子犬殺し
1933年、米国テキサス州に住む市議会議員のチャールズ・ハザードは、近隣住民が飼う子犬が自宅の花壇に放尿を続けることにうんざりしていた。我慢の限界に達したチャールズは、ある日、犬のエサを入れた皿の中にガラス片を混入させて子犬を殺害してしまう。この非道な行為が、後に現代のテロを生み出す原因になるとも知らずに……。飼い犬を殺された当時13歳の少年チャーリー・ウィルソンは、チャールズへの復讐を固く誓った。そして彼は、近隣住民にチャールズの悪行を吹聴して回り、結果としてチャールズはその後の選挙で票が集まらず落選するのだ。この件がきっかけとなり政治に興味を持ったチャーリーは、後に政治家の道へと進み、やがて合衆国議会の議員へと出世。当時ソビエト連邦と戦闘を繰り広げたアフガニスタンを支援する策を打ち立て、見事同国を勝利へと導き、ソビエト崩壊の一端を担うことになった。しかし、支援を受けたアフガニスタンでは、後にテロ組織である「タリバン」と「アルカイダ」が組織されたことで、全世界は歴史上かつてないテロの脅威に晒されることとなった。まさに、些細な出来事が後に世界中を巻き込むバタフライ効果そのものと呼べる事態に発展してしまったのだ。
参考:「LISTVERSE」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊歴史を激変させた「バタフライ効果」5事例! 911、ヒトラーの誕生、英EU離脱も、些細な出来事がキッカケだった!のページです。9.11、犬、ヒトラー、米国、北原大悟、ベトナム戦争、ホロコースト、ブレグジット、バタフライ効果、ベルリンの壁などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで