出会う人すべてを愛しまくる奇病「ウィリアムズ症候群」! DNAが人懐こい犬と類似、人類の最新進化系か!?

 あなたは「ウィリアムズ症候群」という病気を耳にしたことはあるだろうか? この病気を一言で表せば「自閉症の正反対」で、人間を「友好的過ぎる」状態にするという。


■「あまりにも友好的な」症候群

出会う人すべてを愛しまくる奇病「ウィリアムズ症候群」!  DNAが人懐こい犬と類似、人類の最新進化系か!?の画像1 「Waking Times」の記事より

 別名をウィリアムズ・ボイレン症候群ともいうウィリアムズ症候群は、約27の遺伝子を含む7番染色体がわずかながら欠けていることによって起こると考えられている。

 1961年にアメリカの医師J.C.P.ウィリアムズにより報告され、約10万人に1人(最近の研究では約2万人に1人が発症するという説も)の割合で発症する。「妖精のような顔」と称される上向きの鼻、広い額、小さな顎、大きな耳などの特徴を示す場合が多い。

 そして患者は、かなりの割合で心疾患と軽度から中等度の知的障害も抱えているというが、しかしその一方では優れた音楽の才能を持ち、出会う人すべてに愛情を示す。興味深いことに、シェイクスピア時代の道化師の多くは、ウィリアムズ症候群だった可能性があるともいわれている。

 しかし、ウィリアムズ症候群の人々はあまりにも愛すべき性格を備えているがゆえに、社会では難しい局面に遭遇してしまう。彼らは見知らぬ人を抱きしめたり、他人に唐突な褒め言葉や熱のこもった愛情を示すことがあり、それに不快感を示す他人も多いからだ。また、一人で行動すると見知らぬ人にお金や携帯電話を貸してしまうこともあるという。

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