「水死体」が集まる都内最恐スポット赤水門(旧・岩淵水門)を取材! 水死者に頭をもぎ取られた首なし地蔵も…
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東京都北区にあるJR赤羽駅で電車を降りて、住宅街の中を北北東に20分くらい歩いて行ったところに旧・岩淵水門(通称「赤水門」)という超︎恐怖スポットがある。この水門は、荒川に浮かぶ小さな島にかけられている。
その昔、『暴れ川』と称された荒川は、大雨が降ると堤防が次々と決壊した。旧・岩淵水門には、水に流されて亡くなった人たちの死体が流れ着き、地元の人たちが遺体の始末をしたという。遺体の中には、目を背けたくなるものも数多くあった。
ゲート部分に赤いペンキの塗られている旧・岩淵水門は、多数の死者を出した1910(明治43)年の大洪水を契機として1924(大正13)年に造られてから、隅田川と荒川の水を分岐する役目を果たしてきた。また、その下流にある新・岩淵水門(通称「青水門」)は、老朽化していた旧・岩淵水門に代わるものとして、1982(昭和57)年に完成した。
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旧・岩淵水門は、“歴史的建造物”となっていることも手伝って、見た目にもかっこいい。現在は、その役目を終えているが、壊されるようなことはなかった。それにしても、何故、この水門に死体が流れ着いたのだろうか。それを確かめたくて、現地取材に向かうことにした。そして、旧・岩淵水門近くで会話をしていた30代の夫婦に声をかけてみた。
「昔からこの辺りで暮らしている祖父母の話によれば、犠牲者の遺体の中には、腐乱の進んでいるものもあったそうです。ヒドいものになると、頭蓋骨が割れていて、その中にあるはずの脳ミソもなくなっていたそうです。怖い話ですね。でも、どうして旧・岩淵水門に遺体が集まって来るのかは、誰にも分からなかったようです。水流の関係なのでしょうか? また、こんな話もあります。水門ができてから(小さな島にある)木を使った首吊り自殺が起こるようになったそうです。水死した人たちが自殺者を呼び込んでいるのでしょうか? 堤防の下には神社があるのですが、その周りには、水死者の霊が彷徨っているという話もあります。怖いですね……」(水門近くのマンションで暮らす30代の女性)
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