【カシーナ】月刊『ムー』創刊顧問でオカルト界重鎮・武田崇元インタビュー! 20秒で脳変わる“激ヤバ能力開発”ブレインマシン「カシーナ」を解説!
ーーその光景はとても未来っぽいですね。
武田「それもあって、日本全国にブレインジムが広まった。うちも機械の開発にも乗り出して、1992年に『メガブレイン』を発売しています。ティモシー・リアリーが日本にまで試しに来たほどの評判で。芝浦ゴールドのエコナイトにも人気となって、今度はクラブシーンでブレインマシンが流行していくんだよ」
ーーメガブレインが優れていたのはどのようなところでしょうか?
武田「シンクロエナジャイザーの点滅は、左右がいっしょか、左右で交互かだけ。そこで、右と左が別々に動くようにしたのがメガブレイン。実際、左右をちょっとずらして点滅すると、すごい渦が見えることがわかったわけ。そして、パルス音も同じ音程で鳴っていたのを、僕らは音程が徐々に上がったりとか、デジタル音源で制御ができるようにした」
ーーなるほど、画期的ですね。
武田「95年には『スターゲイザー』というブレインマシンも作ってます。これは音楽のなかに光を点滅させる信号を埋め込もうという当時としては画期的なもので、ヘンリー川原という怪しいドラッグCDをいっぱい作っていた人物が考えついて共同開発したんだけど、オウム事件があって、オカルト業界も萎んじゃって」
ーーしばらく、ブレインマシンの開発はストップしてしまうんですね。
武田「その間も海外ではいろんな機械が出ていたけど、『カシーナ』と出会うまでは、僕らが作っていたブレインマシンを性能として上回るものはなかったな」
ーーカシーナはどんな点で優れているでしょうか?
武田「点滅や音のプログラムを書き換えられる拡張性。さらに光の点滅は、左右それぞれ、RGB(赤、緑、青)の色の3要素を個別にコントロールできる複雑で優れたシステム。3年前にカシーナを試して、すぐに日本ディストリビューターを申し出ました」
ーーカシーナの機械は海外で作っているんですね
武田「機械はそのまま輸入し、制御ソフトはこちらで組んだものもバンドルしているので、日本版は八幡オリジナル。海外バーションは出荷時で74種類のプログラムが入っているけど、日本版は20種類ほど増量し、その中にはメガブレインのときに開発したプログラムのうち8種類が移植されています。だから、カシーナで、僕らが開発してきたメガブレインのプログラムも体験できるんです」
ーー普段は、武田さん自身、カシーナをどのように使ってらっしゃるんですか?
武田「仕事に疲れた時に20分くらいのプログラムをやると効果的で頭の疲れが取れる。後は寝る前。不眠症の方にはお勧め、絶対に寝れます。お勧めなのはトランスというホルダーにあるプログラム、深い意識状態に入って、脳波でいうとシータ波になります。一般にリラクゼーションというのはアルファー波。カシーナは、うまくプログラム組むと、20秒か、30秒で、すぐに効き目がわかる。自分の脳波が変わったというのが、体感的にわかるんですよ」
ーー効果ははっきりわかるというのはいいですね。逆に音だけでは限界があるという話もありました。
武田「音だけの瞑想というのは、昔からあるでしょう。日本でも古くから雨垂れを聞けとか。でも、現代社会においては、目をつぶって音楽だけで瞑想状態に入っていくのって、トレーニングを経験していないと難しいと思うんだよね。ヘミシンクとかも。僕は視覚刺激があった方がいい。見る系だからさ。ブレインマシンが素晴らしいのはその効果がはっきりと見えること。光の渦巻きとか、トンネルとか、格子縞とか。100人いたら、2、3人は見えないと言ってくるけど、大抵の人は喜んでくれています」
ーー頭を良くするとか、記憶力を上がるとか。そういう使い方もできるんですか?
武田「学習目的に使うなら、2つある。ひとつは、語学学習用の音声といっしょに使うプログラムがあります。トランス状態に深く入っているときは一種の洗脳効果があるとも言える。語学学習って洗脳ですから。でも、試験のときは話は別。ベーター波を強化しないと、瞬発力が出ない。だから、寝起きの悪い人は、朝にコーヒーの代わりにベーター波系のプログラムをやったらいいね」
ーーカシーナのプログラムはユーザーでもイジれるんですか?
武田「外部音源に反応するカラーオルガンというモードがあるので、自分の好きな音楽に反応させて楽しむことができます。これだけでもけっこう衝撃的です。音が見えるわけだから。それとは別に純粋にプログラムを作れるソフトもありますが、本格的に複雑なプログラムを組むにはちょっとしたコツと経験と根性がいるかな。まあ、もともと、いろんなプログラムがたくさん入っているので、まずはそこから用途にあわせ自由に選んでもらうのがいいでしょう」
ーーイベントでは、シンセサイザーのライブ演奏に合わせて、カシーナのプログラムでRGBの色の3要素の光を点滅させるそうですね。そのような形で、会場に集まった観客にカ
シーナ体験をさせてくれるそうです。
武田「これはさっき言ったカラーオルガンモードを利用しているわけです。体験してもらえれば、効果がわかります。あなたの脳波をコントロールできることを実感してもらいたいですね」
(取材・文 ケロッピー前田/TOCANAスペシャル・武田崇元インタビューは次回につづく)
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『霊的ボリシェヴィキ』、
8/4より宇都宮ヒカリ座にて上映!
http://hikariza.news.coocan.jp/
ヒカリ座以降の上映予定は現状決まっておりません。
是非是非、真夏の霊的革命にお越しください!
■武田 崇元(たけだ すうげん)
1950年生まれ。伝説的オカルト誌『復刊地球ロマン』(1976~1977)の編集長として政治的ラディカリズムを触媒とする秘教的伝統の更新を企て、学研『ムー』の創刊に顧問として参画、神道霊学書籍の発掘を目的とする八幡書店を創立(1981年)、1983年には『出口仁三郎の霊界からの警告』(光文社)がベストセラーになるなど1980年代の
オカルトブームに決定的な影響を与える一方で、立体録音ホロフォニクスの紹介やブレインマシンの開発など電脳シャーマニズムの旗手として当時の対抗文化全般に大きなイ
ンパクトを与えた。著書:『新約 出口王仁三郎の霊界からの警告』(学研)、『出口王仁三郎の大降臨』(光文社)、『奇跡のロックバランシング』(今日の話題社・翻訳)など。
ケロッピー前田
1965年東京生まれ、千葉大学工学部卒、白夜書房(コアマガジン)を経てフリーランス。世界のカウンターカルチャーを現場レポート、若者向けカルチャー誌『ブブカ』『バースト』『タトゥー・バースト』(ともに白夜書房/コアマガジン)などで活躍し、海外の身体改造の最前線を日本に紹介してきた。近年は、現代アート、ハッカー、陰謀論などのジャンルにおいても海外情報収集能力を駆使した執筆を展開している。著書に、前田亮一『今を生き抜くための70年代オカルト』(光文社新書)、『クレイジートリップ』(三才ブックス)など。昨年は、TBS人気番組『クレイジージャーニー』でノルウェーのボディサスペンション世界大会を紹介し、過去の番組で反響の大きかった“極限の光景”ベスト10にて、第一位に選ばれている。
・6月4日20:00~ @千駄木Bar Isshee http://www.bloc.jp/barisshee/
・6月10日18:00~ @新宿ROCK CAFE LOFT http://www.loft-prj.co.jp/rockcafe/
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2024.10.02 20:00心霊【カシーナ】月刊『ムー』創刊顧問でオカルト界重鎮・武田崇元インタビュー! 20秒で脳変わる“激ヤバ能力開発”ブレインマシン「カシーナ」を解説!のページです。脳波、ムー、ケロッピー前田、カシーナ、武田崇元などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで