• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント2

 ISは弱体化したものの今なお解決の糸口がつかめないシリア情勢だが、アメリカは数十年も前からシリア政府の“破壊活動”を計画、実施してきたことが最近明るみに出た文書から判明している。


■“選挙モニタリング”により民衆主導の反政府運動を画策

 2006年12月に米『TIME』誌は、当時のブッシュ政権の要人たちの間で、ある2ページの文書が流失していることを報じている。この文書にはアメリカが「シリア国内と周辺の(反政府)活動家との定期的な会合をヨーロッパで行い支援する」と公然と述べられている。

 また、『TIME』によれば同文書は2007年3月に行われる予定のシリアの議会選挙が、「アサド体制を批判する人々を刺激する問題を提供している」と述べている。そしてシリア内の活動家と近隣諸国の活動家に向けたインターネットでアクセス可能な資料の印刷と配布が可能な「選挙モニタリング」計画を提案し、このチャンスを活用することを望む旨が記されているという。

plantodestabilize1.JPG
Zero Hedge」の記事より

 2007年の選挙ではバッシャール・アサドが再任することになり、このアメリカの望みはかなわなかったことになるが、あの2010年の「アラブの春」とそれに続く2011年の「シリア騒乱」の数年前から、こうした民衆主導の反政府運動が画策されていたことになる。

 この文書はまた、アサド大統領に対抗して選挙に出馬しようとしている少なくとも1人のシリアの政治家に資金を提供することを提唱している。さらに2007年初めに予定されていた「投票者教育キャンペーン」と「世論調査」の実施とそのための資金提供を要求している。

 文書ではこの提案に関係しているアメリカ政府の高官の一人が「我々は今、シリア政府を不安定化しようとしているのかどうか、誰もが考えざるを得ないことです」と発言している。

plantodestabilize2.JPG
反アサド集会(2011年) 画像は「Wikipedia」より

 支援している“活動家”とは具体的にはシリア国民救済戦線(NSF)とムスリム同胞団をはじめとするイスラム過激派で、2006年の時点ですでに数十年にわたりこれらの組織をサポートしてきたという。そして今後は、より民主的な方法でシリア政府の転覆をもくろむことが提案されたことになる。その手始めが選挙モニタリングなのだ。

 同文書によれば選挙モニタリング案の資金は、国務省のプログラムである中東パートナーシップ・イニシアチブ(MEPI)のチャネルを通じて供給されるという。

 MEPIは、中東周辺のグループに毎年何百万ドルもの資金を投入して改革推進を図っている。たいていは国際共和研究所(IRI)などのチャネルを介して資金が供給されているが、IRIのウェブサイトではシリアについての言及はなく、これはシリアの選挙モニタリングが極秘事項であることを示唆するものになる。

関連キーワード

CIA
MI6

コメント

2:匿名2018年9月 4日 02:00 | 返信

シリアは反対勢力とアサドの勢力の軍がいるが被害者はアサド側。彼が化学武器を使ってるとか言ってる国がいるがそこも怪しい。それを言い出した国の連中も実はシリア侵略工作に加わってる連中だと見て良いだろう。
反対勢力の連中に注目すると彼らはイスラムテロ組織に毒タコスでも食わされたような連中だ、つまりシリア侵略工作を指揮する連中に雇われた連中って事だ、こいつらこそが化学武器を使っているような気がしてならない。

1:匿名2018年9月 4日 01:49 | 返信

そうよ、だから言ったじゃん。全部がグルなんだって事。気づけっ。日本も中共グルで反日勢力と争わさせるように工作してる、そんなくだらん細工は分かりきってる 問題はそのシリア対策が終われば東アジアにシフトするって事。純平はそうゆう組織が釣った魚。餌やるのはその連中オンリーだという言葉に尽きるだろう。

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。