「NYの地下秘密クラブ」での悪夢を映画化!アセンシオ監督が「移民問題とオカルト」を語る(インタビュー)
■アセンシオ監督のオカルト体験
トカナも報じたが、2016年、スペイン国防省が1900ページにものぼる「UFOファイル」をオンラインで公開したことで話題となった。UFO多発地帯であるスペインは米国に次ぐUFO大国であると言ってもよいだろう。スペイン出身のアセンシオ監督は、果たしてUFOなど超常現象に遭遇したことはあるのだろうか?
――スペインはUFOやフォーティアン番組が多いですが、監督はオカルト体験ありますか?
アセンシオ監督 父の実家が、スペイン中部のニエバという田舎にありました。そこでは幽霊の存在みたいなものを感じたことがあります。ただ、存在を感じただけで実際に幽霊を見たという経験はありません(笑)。UFOについては8歳から10歳ぐらいの時に見ましたね。
――具体的なUFOの形など覚えていらっしゃいますか?
アセンシオ監督 形というより、光が見えた感じですね。UFO見たのも父の実家があるニエバです。そこは、マドリードと違って建物もなくて、本当にまっ平らな場所なんです。山もないので、地平線がずっと続いている状態なので空がよく見えるんですよ。でもUFOというよりも、私の想像だったんじゃないかと思っています。(笑)
――最後に、次の作品の予定はありますか?
アセンシオ監督 またニューヨークを舞台にした作品です。今度は、男女の恋愛が絡んだサイコミステリーとなりますが、ただ今準備中です。
――ありがとうございます!公開が待ち遠しいですね。
アセンシオ監督は、吸い込まれそうなきれいなブルーの瞳を持ったとても美しい女性である。しかし、しっかりとした芯があり、何事にも向き合える強さを持っている人だと感じた。そして、アセンシオ監督のフレンドリーで優しい人柄がひしひしと伝わるインタビューであった。そのような、アセンシオ監督の強さの中にある慈悲深い面が、この作品に描かれているただの悲劇で終わらない最後のかすかな希望にも繋がるのかもしれない。
■映画『MOST BEAUTIFUL ISLAND モースト・ビューティフル・アイランド』
出演:アナ・アセンシオ、ナターシャ・ロマノヴァ『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ アナザー』、ニコラス・トゥッチ『サプライズ』、ラリー・フェッセンデン『喰らう家』『ヘルベンダーズ』、アミ・シェス、デビッド・リトル
監督・脚本:アナ・アセンシオ
製作:アーメット・S・ビルゲン、ホセ・マリア・ガルシア、ギル・ホランド、ラリー・フェッセンデン『ステイク・ランド』『肉』『ABC・オブ・デス2』、ノア・グリーンバーグ
音楽:ジェファリー・アラン・ジョーンズ
撮影:ノア・グリーンパーク
2017年/米国/英語/80分/カラー/ビスタサイズ/映倫:R15+/原題:MOST BEAUTIFUL ISLAND
配給:インターフィルム
コピーライト:(c)2017 Palomo Films LLC All Rights Reserved.
公開時期:2019年1月12日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開
HP: http://www.interfilm.co.jp/mostbeautifulisland/
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2024.10.02 20:00心霊「NYの地下秘密クラブ」での悪夢を映画化!アセンシオ監督が「移民問題とオカルト」を語る(インタビュー)のページです。アナ・アセンシオ、モースト・ビューティフル・アイランド、白神じゅり子などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで