なぜ日本は今、捕鯨を再開すべきなのか? 欧米が“理不尽に”捕鯨反対するトンでもない裏の理由と陰謀解説!
各報道によると、菅官房長官は26日、日本が国際捕鯨委員会(IWC)から脱退することを正式に発表した。年内に加盟・脱退手続きの窓口となる寄託国の米国に脱退を通告する。日本は来年7月から、日本の領海や排他的経済水域(EEZ)で約30年ぶりに商業捕鯨を再開させる方針だ。
IWCは日本などの捕鯨国とオーストラリアなどの反捕鯨国との間で、長きにわたって意見の対立が続いており、すでに反捕鯨国からは日本の決断に批判の声が相次いでいる。オーストラリアのプライス環境相は「あらゆる形の商業捕鯨と、いわゆる『調査捕鯨』に反対する」と表明している。
さて、なぜ日本は今になってIWCからの脱退を決意したのか、そしてなぜ捕鯨はここまで反対されなければならないのか。事情通の聖橋乱丸氏に解説してもらった。
「大きな理由としては、クジラが増えすぎて日本人も大好きなサンマやイカなどを含む小魚が食べられてしまい、値段が高くなってきたことが原因です。あと生態系も崩れます。
また、クジラを殺してはならないと反対する国は多いようですが、はっきり言って、これは論外です。潜水艦などの超音波で大量死している方がよほど多い。米海軍による研究結果でも出ていますが、ソナー(音波探知機)訓練などによって、何百頭というクジラが死に、さらに何万頭というクジラが異常行動に出るといわれています。さらに最近は海のプラスチックゴミ問題で胃袋に20キロ以上のプラスチックを溜め込んだクジラなどが続々と死亡して大問題になっている。それに比べて捕鯨数が決められていて、なおかつ海の生態系を守る捕鯨行為は大きな問題ではないはずなのです。そのことにようやく日本が気づいて行動に出たというところでしょう。そもそもこのIWCに日本が分担金払ってまで商業捕鯨が反対され続けるのはバカバカしいですからね。ちなみにトカナでも掲載していましたが、オーストラリアは増えすぎたコアラを安楽死で殺処分してますよね」
「そもそも、国際捕鯨委員会(IWC)にはアフリカ諸国など捕鯨なんてしたことがないような国がたくさん加盟して反対しているのもおかしな話です」
なぜそうまでして欧米は捕鯨に反対するのか、ここからは過去に聖橋乱丸氏解説してもらった記事を再掲する。
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