奇習! ペニスを切られた少年たちの悲痛な人生とは!? 近畿地方に存在した“羅切の男”たちが集う「男娼遊郭」の実態!
【日本奇習紀行シリーズ】 近畿地方
江戸時代に隆盛を極めた陰間茶屋よろしく、我が国では比較的古い時代から存在していたとされる男性による売春。こうした行為の大半は、いつの時代も“おしのび”で行われていたものであるが、それらを黙認することで大変な賑わいを見せた地域も存在していたのだという。
「だいたいどこでも同じようなものだろうけれども、このあたりじゃ、昔は結構、おかしな連中がいたものでね。もっともそういう連中のお陰で、当時は大層賑わったそうだから、感謝もしているけどさ(苦笑)」
かつて、近畿地方のとある寒村で公然と行われていたという男性による売春行為と、そうした“性ビジネス”を支えてきた男娼たちの存在についてそう語るのは、現在も当地で暮らし、幸せな余生を過ごしているという荻野元秀さん(仮名・80)。荻野さんの話によると、その昔、当地では男性相手に売春行為を行う男娼たちと、それを目当てに近隣から集まってくる客たちで、大変な賑わいを見せていたという。
「ここいらじゃ、もうちょっと北の方へいくと普通の遊郭なんかもあってね、世間じゃそっちの方ばかりが目立っているけれども、ここも男版の遊郭っていうのかな? そういう遊びができる集落があってね。それこそ集落にもともと住んでいる連中の何倍も、その手の連中がフラフラしてたくらいなんだよ」
荻野さんの言うように、一般には当地からほど近い場所にかつて存在していたという遊郭の存在がよく知られているが、実際にはその遊郭よりも遥かに派手な賑わいを見せていたのが、当地の片隅にあったという“男娼遊郭”ともいうべき集落であったのだという。事実、当地にかけられている橋や、立派な大通りの大半は、当時の“男娼ビジネス”が盛んであった頃に作られたものが元となっており、地元の富裕層として現在も残る商家の大半は、当時に財を成した遊女屋ならぬ“遊男屋”の末裔たちだという。
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