「火星にUFOが突き刺さっている」元空軍大佐が証言!
人類の歴史の中ではそれ以前の“常識”が覆った瞬間が何度もある。それまでの世界観をガラリと変えてしまう“パラダイムチェンジ”が今、再び迫っているという。
■フォボス1号、2号はなぜ失敗したのか
我々人類の歴史の中で、ある時代の人々は地球は平面であると考えていた。またある時代では、我々は宇宙の中心にいて星々が我々の周りを回っているという“天動説”の認識が当たり前であった。またほんの少し前までは、空気よりも重い鉄製の乗り物が空を飛ぶことなどあり得ないと考えられていた。
しかしこうしたそれまでの“常識”は、それぞれあえなく覆されて今日を迎えている。そしてある人々によれば、次に常識が覆される瞬間はもうすぐそこに来ているという。
オルタナティブメディア「Collective Evolution」(CE)の記事によれば、この宇宙で我々は一人ぼっちではないことが公式に認められる日が近いことを指摘している。それを説明するよい例となるのが、かつてソ連が打ち上げた火星探査機「フォボス2号」の一件であるということだ。
フォボス2号(Phobos II)は1988年にソビエト連邦が打ち上げた火星探査機である。
火星へ向かう途中で交信が途絶えたフォボス1号に代わって活躍することが期待されていたフォボス2号だったが、火星周回軌道に乗ることには成功したものの、観測の初期の段階でこちらも機器に不具合が生じて残念ながら地球との間の通信が途絶してしまった。
しかしまったくの役立たずだったフォボス1号とは違い、この2号のほうは通信が途絶するまでの間、火星の地表をとらえた貴重な画像をいくつか地球へ送り届けてくれた。
そして1991年12月、元ソビエト空軍大佐であるマリーナ・ポポビッチ氏が、フォボス2号から送られてきた奇妙な画像を記者会見で公開し、火星の衛星フォボスをまるで突き刺すかのように伸びている長い葉巻型の飛行物体はUFOであると指摘して世を驚かせた。
このほかにもフォボス2号から送られてきた画像にはいくつもの奇妙なものが写り込んでいることから、ポポビッチ氏をはじめとする一部の専門家は、火星の知的生命体が存在する可能性を示唆し、ソ連の火星探査を妨害し継続不能にしたのは彼らであることを指摘している。
■我々の世界観を変える“パラダイムチェンジ”
ポポビッチ氏が衝撃の会見を開いた1991年の時点では、大手メディアはUFOやエイリアンを正面から真面目に取り上げることはなく、このポポビッチ氏の会見も、“面白半分”なニュアンスで報じられていたという。そして記事によればこうした手法は、人々にUFOやエイリアンについて深く考えさせないための常套手段であり、“ネガティブキャンペーン”であることが指摘されている。
しかし時代は変わってきている。2017年末にペンタゴンから“本物のUFO動画”がリークされてからというものの、「ニューヨーク・タイムズ」紙や「ワシントン・ポスト」紙などでもUFO現象が真面目に扱われる事態を招いているのだ。
こうした流れもあり、過去の“本物のUFO事件”の数々が再評価されていて、今やUFOは面白半分に語る眉唾ものの話ではなくなっている。
それでも「CE」記事では、大手メディアの報道には気をつけるべきであると忠告している。大手メディアのそうした記事は、問題の核心から目をそらすために作られている可能性もあるということだ。
メインストリームのメディアが提供する情報には、常に彼ら自身の利己的な目的が潜んでおり、大衆をコントロールする手口となっている。UFOやエイリアンについてのテーマを深く掘り下げようと考える人は、常にこのことを念頭に置かなければならないという。
したがって、UFOやエイリアンについての話題の人気が一般的に高まってきた時はむしろ注意が必要である。そこには何かしらの見解に誘導する意図があるかもしれず、そもそもメインストリームのメディアで報じられていることは、真実とはほど遠いと手厳しく記事は結ばれている。
とはいえ人々の世界観を変える“パラダイムチェンジ”がひとたび起こってしまえば、こうしたメディアの問題もその衝撃でいったんは雲散霧消してしまうだろう。来るべく“その日”に期待せざるを得ない。
参考:「Collective Evolution」、「Disclose.tv」ほか
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