処女・童貞を集めてプロがSEXを教える“性人式”…!? 数十年前まで本当にあった新成人の祝賀行事、実態を取材!=北関東
【日本奇習紀行シリーズ 北関東】
毎年、お屠蘇気分が抜ける頃には、新成人たちを祝う行事が日本各地で行われているが、かつてこうした式典のなかには、なんとも珍妙極まりないものも、少なからず含まれていたようだ。
「そう、毎年。毎年やってたよ、ここいらではね。もっとも、今の若い連中は、そういうことをやっていたことさえ、知らないだろうけどね」
かつて北関東のとある農村地帯で行われていたという、なんとも珍妙な“新成人の祝賀行事”についてそう語るのは、当地で生まれ育ち、現在もキノコ栽培で生計を立てているとあう岩崎道雄さん(仮名・80)。現在では、ごくごくありふれた自治体主導の成人式や、内々での祝賀が中心となっているという当地においても、かつては地域色の強い土着のイベントが行われていたのだという。
「男は女を、女は男を知らなきゃ一人前でないということでね、まだそういうことをしたことのないような奥手の子らには、“プロ”の人に頼んで、手ほどきをしてもらうっていう慣わしがあってね。だからみんなその日を境にね、“大人”になるというわけ」
なぜか成人になるにあたり、処女・童貞であることが、古くからタブー視されていたという当地。そのため、そうした若者たちだけを一堂に集め、近隣にある色町から、“その道のプロ”たちに金を払って来てもらい、“筆おろし”と“貫通式”をしてもらっていたのだという。
「いやね、大人になってもそういうことを済ませずにいると、流行り病にかかりやすいとか、早死にしやすいとかって昔は言われていてね。だからああいう催しがあったんじゃないかって俺は思うよ」
当地でこのような不可思議な催しが伝統行事として行われようになった背景について、そう推測する岩崎さん。その真相については無論不明だが、少なくとも当地で暮らす人々が、たった数十年前まで、こうした行事を「当たり前のこと」として捉えていたことだけは事実である。
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