【保存版】米国最恐の心霊スポット32選! 奴隷の埋葬地、3日で5万人死亡、210号室…!
人々は陽気で明るく、なんでもビッグ――それだけがアメリカじゃない。実のところ、100万ものゴースト・ストーリーが息づく“幽霊大国“でもあるのだ。ホテルの大広間や廃墟となった精神病院、ブロードウェイの劇場、さらには市営動物園に至るまで、今回は霊たちが徘徊する「全米で最も呪われているミステリースポット」の津々浦々をご案内しよう。
※ こちらの記事は2021年10月27日の記事を再掲しています。
1. カリフォルニア州ボディ
かつて、シエラネバダ山脈東麓に存在していたブーム・タウン(※)。1870年代~80年代にモノ湖周辺の丘陵地で金が発見されると、一攫千金の荒くれどもが集まり、人口は1万人にも膨れ上がったという。だが、ゴールドラッシュも夢の跡、現在では無人の州立歴史公園となっている。
不気味なのは、街の一部が美しく朽ちたまま保存されていることだろう。テーブルには食器が、雑貨店には日用品が整然と並ぶ。幽霊を見たとか、シャッターの下りたバーから音楽が流れてきた、などパラノーマルな話題には事欠かないとか。ちなみに、ボディから何か持ち帰れば、悪運につきまとわれるという言い伝えがあるそうだ。
※ 「にわか景気に沸く街」の意味。
2. ボナベンチャー墓地:ジョージア州サバナ
ケヴィン・スペイシー主演の『真夜中のサバナ』(日本公開:1998年)に登場する戦没者墓地としても有名。映画でクリント・イーストウッド監督が描き出した南部ゴシックそのままに、苔むしたヴィクトリア朝の石碑や墓が並ぶ。
多くの著名人が埋葬されているが、中でもグレイシー・ワトソンの墓は一見の価値あり。わずか6歳でこの世を去った彼女の大理石でできた等身大の像が、切り株にもたれかかって遠くを見つめている。人が近づくと石像が突然微笑んだりするなど、おてんば娘だったグレイシーならではのエピソードが尽きない。
3. アラバマ州カハバ
1820~25年までアラバマ州最初の州都となり、今ではゴーストタウン化している。南北戦争後に放棄されたこの町は、空っぽの建物、奴隷の埋葬地など廃墟ファンには垂涎ものらしく、幽霊や超常現象探検ツアーで近年人気を集めているという。
最も有名な逸話は、C.C.ペグス大佐という町の名士だった人物が戦地で亡くなった同時刻に、彼の私邸の庭で光り輝くオーブが現れ、多くの人に目撃されたということだ。この現象は「ペグスの幽霊」と呼ばれるようになり、ミステリーハンターたちの語り草なのだそう。
4. カルカシュー裁判所:ルイジアナ州レイクチャールズ
元売春婦のトニー・ジョー・ヘンリーは、1940年に惨たらしく男性を殺害して全米を恐怖に突き落とした。セックスアピールが凄まじかったトニーを陪審員が有罪にするに3回の裁判を要したというが、最終的にはルイジアナ州の電気椅子で処刑された最初の(そして唯一の)女性となった。
しかし、トニーの魂は今でも裁判所に留まっているという。職員の話では、彼女がドアに鍵をかけたり、PCをいじったりと日常業務を邪魔するらしい。彼女の髪が燃える臭いを嗅ぐことさえあり、稀代の毒婦の気配そのものがストレスだとクレームが絶えない。
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