37秒間死んだ女性が「他者の危険を察知する超能力」を獲得! 臨死体験でフィルターが開く
米シカゴ出身のステファニー・アーノルドさんは、出産時に37秒間にわたって”死んだ”経験を持つ。その後、数日間は昏睡状態が続く危険な状態にあったそうだが、次に目を覚ました時には、一種の超能力のようなものを備えていた。以来、彼女は他者の危険を察知できるようになったという。
スピリチュアルの世界では、チャクラが開くことで精神的な覚醒が起こると言われており、アーノルドさんの場合、臨死体験中に経験した体外離脱が大きな引き金となっている可能性が考えられる。しかし、このフィルターは一度不用意に開いてしまうと、閉めるのには相当な困難を要するようだ。
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※ こちらの記事は2021年1月30日の記事を再掲しています。
37秒間“死んだ”女性が、他人の危険を察知できる超能力を開花したという驚きのニュースが報じられた。
英紙「Daily Star」(1月28日付)によると、米シカゴ出身のステファニー・アーノルドさんは、2013年に2人目の子供を出産した際、37秒間にわたって臨床的に死んだ経験を持つ。アーノルドさんは以前から妊娠に至るまでに「死」の予感があったと主張していて、これもまた不思議な予感であるが、いずれにしろ彼女は37秒の臨死体験中に体外離脱を経験した。
一時的な死後、アーノルドさんはすぐには目を覚まさず、腎不全で昏睡状態が6日間続いたという。結果的に彼女は死の淵から生還したわけだが、この時以来、ある種のビジョンや虫の知らせのような予感といった超能力のようなものが強烈に感じられるようになったそうだ。
そうしたなか、アーノルドさんはNetflixのドキュメンタリー「Surviving Death」に出演し、米ヴァージニア大学の知覚研究部門の教授に、自身の変化についての意見を求めた。
「私が見るビジョンのほとんどは見ず知らずの人についてのものです。つまり、私の目の前にいる人たちです。たとえば、心臓発作が起こりそうな気がしても、それが自分の体に起こっていることではないとわかります。私はこの能力を神からの祝福だと信じていますが、スピリチュアル的観点からは1つのチャレンジです。なぜなら、私は他の人が多くの場合は見ないものを見ているからです」(アーノルドさん)
こうしたアーノルドさんの能力についてブルース・グレイソン博士は、彼女の経験は臨死体験に苦しんだ他の人と似ていると説明した。
「率直に言って、ある経験をする前に予感を持つことは一般的ではありません。普通は、ある特殊な経験の後にこうした予感能力を持ちます。つまり臨死体験のような出来事がフィルターを開くのです。このフィルターは、一度開いてしまうと閉めことは困難です」(グレイソン博士)
しばしば、スピリチュアルの世界では、身体にある想像的な門であるチャクラが開くことで、精神的な覚醒が起こるとされているが、チャクラが不用意に開いてしまうと、それを閉じるには多大な努力を要するとも言われている。もしかしたら、アーノルドさんは臨死体験によってそうしたチャクラの1つが自ずと開いてしまったのかもしれない。体外離脱は精神的なチャンネルを開く1つの手段でもあるから、それが引き金となった可能性は考慮されても良いだろう。
いずれにしろ、臨死体験や体外離脱は精神や心を探求するうえで重要な意味を持つことは間違いないだろう。実際にこうした現象にフォーカスした研究もあるが、人間精神にはまだまだ未踏の大地が広がっている。今後の研究に期待したい。
参考:「Daily Star」、ほか
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