ここが変だよ日本人… 海外で“なすび”の懸賞生活が「人間を公開拷問した最も邪悪な番組」だと批判される!

TikToker「人間を拷問したゲームです」

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画像は「@sp0uk (TikTok)」より

 

 なすび氏は福島県のメディア「Style郡山」のインタビューで「なんで自分だけがこんな事をしなきゃならないんだ。こんな思いをしてるくらいなら死んだ方がマシだ」と実はきわめて落ち込んでいたことを明かしている。

 辛い思い出ばかりであったという“懸賞生活”であったが、それでも目標の金額に近づいてきた頃には嬉しさを感じるようにもなり、懸賞に当たる度になんとか希望を繋いで1年3カ月におよぶ“懸賞生活”をコンプリートしたのだった。

“懸賞生活”を終えた後、なすび氏はあまりメディアに出ない時期もあったが、現在はTwitterなどに定期的に投稿して活動を報告している。

 そして15カ月間にも及んだなすび氏のサバイバル生活の一部始終が、どういうわけなのか最近になって海外の人々にも注目されはじめ、同番組を録画した動画コンテンツが多くの人々に視聴されている。しかし四半世紀前のこの番組の内容は少なくない人々にショックと驚きをもたらしているようだ。

 TikTokerの「sp0uk」氏はこの「これまでで最も邪悪なライブストリーム」についてショート動画で言及し、企画の内容を簡単に説明するとともに「これ(番組)は人間を拷問したゲームです」や「人々は幸福よりもお金を選びます。これはその一例です」と批判している。

 このショート動画に多くの反応があり、少なくないユーザーが番組の内容について否定的な見解をコメントしている。

 なすび氏に同情するあるユーザーからは「現在彼がより良い生活を送っていることを願っています」という書き込みもあった。

 今の世の中ではあり得ないと思われる番組企画の“懸賞生活”だが、それだけに同時代では見ることができないレア映像として特に海外の人々には新鮮に映るということなのかもしれない。その意味ではYouTubeなどが“お宝映像”の宝庫と呼べる側面も確かにあるのだろう。

参考:「LAD Bible」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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