イーロン・マスクが宇宙人とUFOについて語る! 「そこら中にエイリアンがいるはず」

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画像は「Getty Images」より

 米テスラ社社最高責任者であり、宇宙開発企業のSpaceX社を率いるイーロン・マスク氏。彼が先進的なテクノロジーや民間宇宙開発分野では世界で最も影響力のある人物であるという点は否定しようがない事実だろう。あまりにも先見性のあるプロジェクトを立て続けに実行している点などから、イーロン・マスク氏は実は宇宙人なのではないか、という都市伝説が存在しているほどだ。本人もこの都市伝説を気に入っているのか、1月末にはこの都市伝説に乗っかったツイートをして注目を集めていた。

 しかし一方で、マスク氏はUFOや宇宙人の存在については懐疑的な姿勢を崩さない。彼は先日ドバイで開催された世界政府サミットにて、エイリアンに関して次のように自身の見解を述べている。

「宇宙人に関する問題は非常に興味深いものです。もし本当に宇宙が138億年前から存在しているのなら、そこら中にエイリアンがいるはずではないでしょうか。しかしおかしなことに、私(たち)はエイリアンの技術やエイリアンが存在する証拠を何一つ見たことがありません」

 彼はさらに、私たちが宇宙で孤独であるという考え方が「厄介」であると認めている。

「われわれの文明は広大な暗闇の中の小さなロウソクのようなものです。それは簡単に吹き飛ばされてしまうような、とても脆弱な小さなロウソクの炎です。それゆえ、私たちはこの炎を大切にし、それが消えないようにし、地球を超えて意識の光を広げ、意識の光が消えないようにできる限りのことをすべきだと思うのです」

 マスク氏のこの発言は、地球外生命体探査の困難さと同時に、われわれの文明が宇宙で非常に珍しい存在であり、文明を維持し継続させていくことが重要であると示唆している。

 人類の火星移住計画に取り組んでいるマスク氏だが、その背景には人類滅亡がリアルに起こり得るというアイデアがあるようだ。マスク氏はノルウェーの学者であるヨルゲン・ランダース教授による2012年(邦訳版は2013年)の著作『2052: 今後40年のグローバル予測(2052: A Global Forecast for the Next Forty Years)』(日経BP)の中で述べられている2040年前後から世界人口が減少しはじめるという見解に同意しており、Twitter上で「世界の人口は崩壊に向かって加速していますが、それに気付いたり心配したりする人はほとんどいません」と警鐘を鳴らしている。

 また太陽の膨張による人類滅亡は100%であることから、人類はいずれ必ず他惑星に移住しなければならないとマスク氏は考えている。地球上での絶滅が確実であるならば、火星の植民地化こそ唯一のソリューションであるというわけだ。

参考:「Greek Reporter」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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