信じられない理由で“神”になってしまった最近の人たち5選!殺人犯や病気の少年に参拝者続出!?
墓を崩壊させる男の子
1973年、アルゼンチンのヴィラ・ユニオンという村でミゲル・エンジェル・ガイタンという子どもの棺が発見された。ミゲルは髄膜炎によって亡くなった男の子で、大雨の影響で棺が地上に出てきてしまったらしい。墓の管理者によって棺は墓石で覆われたが、翌日には崩壊。それ以降、幾度となく墓石を建設しても翌日には崩壊するようになり、なぜか棺の蓋も開けられていたという。ミゲルが“埋められたくない”と訴えていると考えた墓の管理者は、棺の蓋をガラスに変えることに。この噂を聞いた人々は、幸福や病気の回復を願ってお金やおもちゃ、花や服を持って参拝に訪れるようになる。また、ミゲルの母に出逢うことができた参拝者は、お願いすれば棺を開けて彼の頭に触れることも可能。メキシコのローマカトリック司祭の一部は、カトリック教会がミゲルを正式に聖人として認めることを希望している。
命と引き換えに聖人となった男
エフゲニー・ロジオノフは1996年、チェチェン共和国の反政府勢力によって19歳で殺害された。キリスト教からイスラム教に改宗するなら殺さないと提案されたロジオノフだが、これを拒否。犯人に4,000ドルを払い息子の遺体を引き取った母親によると、彼は十字架を握ったまま殺されており、最期までキリスト教に従順だったという。
この事件が報道されると、ロジオノフは殉職者や英雄、聖人として人々に崇められるようになる。彼の肖像画は中世の騎士や軍人のように描かれており、ライフルや十字架を持つ姿で描かれることがほとんど。軍の兵士達はロジオノフの肖像画の前で跪いて祈り、退役した軍人も彼の墓をよく訪れている。
■死刑執行人の息子を呪った男
1830年代にアルゼンチンに生まれたガウチート・ギルは当時、主要だった2つの政党の戦闘に巻き込まれた。1850年代になって「Reds」という政党に徴兵されたギルだが、戦うことを拒否。“争う2つの政党は兄弟であり、戦う必要はない”と主張したが、政党の上層部により“逃亡者”と認定され死刑判決を受けてしまった。そしてギルを助けようと署名活動が行われ、恩赦も決定していたのだが、その知らせが執行人に届く前に死刑が執行されてしまう。
ギルは、執行人に向かって「恩赦があるかもしれないから死刑を遅らせてほしい」と頼んだが、執行人がこれを拒否。ギルはさらに“「もし執行すればお前の息子が病気になり、私の墓を訪ねて許しを請わなければならない」と続けた。実際に執行された後、息子は病気になり、ギルの墓に祈ったところ見事回復。この伝説が広まり、今では多くの人々が病気の回復を願ってギルの墓地を訪れるようになった。
参考:「LISTVERSE」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊信じられない理由で“神”になってしまった最近の人たち5選!殺人犯や病気の少年に参拝者続出!?のページです。犬、殺人、参拝、兵士、メキシコ、神、チェチェン共和国、カトリック教会などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで