トランプ氏の支持率上昇にほくそ笑むバイデン政権… “無意味な起訴”に隠された政治的謀略とは?=ジェームズ斉藤

ジェームズ:トランプが共和党の候補になるとバイデンが勝ちます。もうトランプにはうんざりという人がいっぱいいるので。あとは今のアメリカの選挙って不正があるんで、国内が内戦に至らないぐらいのレベルで不正をしてバイデンに勝たすと思います。

──不正をやるのであればデサンティスが立ったとしてもあまり変わらないんじゃないですか?

ジェームズ:デサンティスが共和党の候補になったらデサンティスが勝つと思います。

──不正選挙をやったとしても?

ジェームズ:デサンティス対バイデンでバイデンが勝ってしまったら、明らかに不正とわかってしまうので。そこまでやってしまうと、おそらく内戦になります。それにデサンティスが出てきたら民主党と共和党はいろんな問題に関してたぶんディールをすると思います。ここだけは覆さないでくれとか、そういうことができるので民主党もデサンティスを素直に勝たせると思いますね。

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ロン・デサンティス(画像は「Getty Images」より)

──では、デサンティスが出てきて共和党が勝つとどうなりますか? たとえば、日本の扱いは?

ジェームズ:共和党になればいま以上に残酷に扱われる可能性が高いです。バイデンは一応同盟関係重視主義者です。ですから、いま統合抑止の名の下、日本に日本版CDC(アメリカ疾病予防センター)を作るなどしていますよね。

──えっ、日本版CDCが同盟重視の意味ですか(苦笑)。

ジェームズ:アメリカの対日戦略が間接統治から直接統治にするということを、いましていますので。要はGHQのマッカーサーの時代に逆戻りさせようとしていますね、バイデン政権は。それを同盟重視と言っています(苦笑)。

──では、同盟を重視しないデサンティスになると……。

ジェームズ:台湾有事があっても「自国の安全保障は自国で守るものだ」となって米軍は動かないでしょう。ですから、本当に形だけの同盟になっていきます。現にデサンティスはウクライナ問題に関しては補助金を切ると言っていますから。選挙公約でもう言っていますから。

──まあ、でも、ある意味そっちの方がいいというか、日本としてはちゃんとした軍備を持った方がいいんじゃないんですかっていう気はするんですけど。

ジェームズ:軍備は絶対に持ったほうがいいです。それは大統領選挙に関係なく、持って当然なんです。私は何回も言っていますが、軍事力をアメリカに頼るから、アメリカの顔色を伺って生きていかないといけないんです。

──はっきり言って軍備は国として当たり前のことだと。実はこのトランプ起訴の茶番劇は意外に今後の世界を見る良いきっかけになりそうですね。

ジェームズ:ですから、なぜこんな茶番をやっているのか? という部分です。トランプを共和党の大統領候補にするためというのは民主党の選挙謀略ですが、もう一つ冒頭で言った「アメリカ国民に隠している深刻な問題」があって、本当はそちらのほうを我々は検討しなければいけません。

──我々? アメリカ国民だけの話じゃないってことですか?

ジェームズ:そうです。なぜなら、その問題とはドル基軸体制の崩壊だからです。

──ああ、最近いろんなところでドルの基軸通貨体制が終わると言われていますけど、それと関係あるってことですか?

ジェームズ:誰が大統領になろうともこのドル基軸体制崩壊の流れというのを止めることはできないんです。なぜなら、アメリカは国の総意として、つまり民主党、共和党関係なく、アメリカ全体としてアメリカ一極体制を終わりにしたいんです。この流れはずっとあったのですが、急に加速するようになったのは先月モスクワであったプーチンと習近平の首脳会談からです。首脳会談が終わったあとにクレムリンを出発する際に習近平が、見送りに来たプーチンに歩み寄って「100年に一度のチャンスが我々に訪れようとしていますね」と言ったんですよ。プーチンも「私も同感です」と言って2人で笑っているんですね。これにはいろんな憶測が広まったんですけど、諜報関係者の間では独自通貨体制を作るチャンスになると言っていると解釈されています。プーチンと習近平は、あの会談でドル基軸体制の崩壊に向けて動き出したということです。そして、実はアメリカ側もドル基軸通貨体制のくびきから逃れたいと思っているんです。

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画像は「Getty Images」より

──くびきですか? ドル基軸が。

ジェームズ:いまのアメリカにとって、ドル基軸通貨体制は厄介なだけです。ドル基軸通貨体制を維持するということは、必然的にアメリカが「アメリカ帝国」になるしかなく、世界で軍事覇権を維持しなければいけないという非常にコストの高い国家戦略になります。今のアメリカにはそのような国家戦略を永続できる余裕も意思もありません。アメリカが「アメリカ帝国」を辞めるとなると、「アメリカ帝国の駒」でしかない日本もそこに引きずり込まれて沈没します。アメリカは生き残りますが、日本は相当危ないことになります、たった一つの道を除いては。

──すいません。ちょっと待ってください。その話はかなり長くなりますよね。

ジェームズ:そうですね(苦笑)。

──では、そこはメルマガでやるとして、まずはトランプ起訴話の総括をお願いします。

ジェームズ:民主党側はトランプに嫌がらせをしているわけではないということです。子供でも勝てないとわかる裁判を本気でやるわけがありません。やるにはやる意味があって、それがトランプ人気を上げることです。トランプ人気を盛り上げて2024年の大統領選挙はバイデンvs.トランプの構図を作りたいのです。実際、いまトランプ人気は上がっていますから、民主党の思惑通りになっています。いつも言っているようにバイデン政権はアメリカ史上、類のない謀略政権ですから、表面上で見えるものを信じてはいけません。これはインテリジェンス・リテラシーを高める上ではよい教材になったのではないでしょうか?

──「なぜ、こんなバカな裁判を」と思いましたが、もう一つ裏があったんですね。

ジェームズ:諜報の世界ではすべてに裏があり、またそう認識することが肝心です。メルマガではもう一つ深い話をしますのでご期待ください。

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ジェームズ斉藤(@JamesSaito33)
某シークレットセミナー教官。某国諜報機関関係者で、一切の情報が国家機密扱い。国際ニュース裏情報の専門家。ツイッターはこちら

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文=中村カタブツ君

元『紙のプロレス』編集者。現在は認知科学者である苫米地英人先生の出版関連業務に携わっている。
著書『極真外伝―極真空手もうひとつの闘い』(ぴいぷる社)
編集『苫米地博士の「知の教室」』(サイゾー)
編集・構成『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』(サイゾー)

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2024.10.02 20:00心霊

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