2047年から来た未来人が過去の自分と会見! タイムマシンが今年中に完成!?

――予言・ 滅亡研究家の白神じゅりこが古今東西の予言者の言葉を独自に解釈、不確実・不確定な未来を生き抜く知恵を授ける連載。地震や台風などあらゆる自然災害、紛争・戦争などの人災の発生、 重要人物の急死あるいは復活、政治的スキャンダル、 歴史的大事件などを科学的・経験的な予測を超越した“予言” を通して眺めていく。

 今回は、「2047年から2022年にタイムスリップしたタイムトラベラー、マイク・ウィリアムズ氏」について取り上げる。

2047年から来た男が2022年の自分と会見!?

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左:若いマイク氏、右:2047年から来たマイク氏(画像は「YouTube」より)

 2047年の男が2022年にタイムスリップした後、過去の自分自身と会見したという主張が話題だ。英「Mirror」が5月22日付で報じている。

 2047年から来たと主張するのは、マイク・ウィリアムズと名乗る男性だ。彼は、数多くのタイムトラベラーが自らの体験を赤裸々に告白することで人気のYouTubeチャンネル「Apex TV」に出演し、驚くべき体験を語った。

 マイク氏によると、彼は最近まで2025年から普及すると言われるバーチャルリアリティなどの革新的な技術を生み出す会社で働いていたという。

 しかし、「タイムマシンなどの発明をした見返りとして、会社の株主になりたい」と頼んだところ、会社を解雇されてしまったという。

 怒った彼は、2030年までの技術やスポーツの成果をすべて集め、タイムマシンを作動させて2022年に戻り、若い頃の自分に会うことにした。

 「Apex TV」に投稿されたビデオの中で、若いマイク氏が、大学を卒業したその日に自分の部屋で待っていた年上の男性(2047年から来たマイク氏)を見つけた時、最初は恐怖を覚えたと語っている。

左、若いマイク氏。右、2047年から来たマイク氏。同一人物であることを示す手首に同じ猫のタトゥーが入っている。

 しかし、マイク氏から手首に描かれた猫のタトゥーを見せられた時、若いマイク氏は動揺した。

若いマイク氏には子どもがいるのだが、タトゥーは子どもへの愛を込めて18歳の時に入れたものであった。

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画像は「YouTube」より

 マイク氏は、ビデオの中で語る。

「あなたが聞くすべての言葉は絶対的な真実であり、それは私たちの生活の一部です。私たちの名前はマイク・ウィリアムズです。」(マイク氏)

「私たちが親子で、息子に私の名前をつけたとか、兄弟だと思うかもしれないが、すべてはあなたが思うよりずっと複雑なんです。」(同)

というように、マイク氏は若いマイク氏と自分が同一人物であることを力説。

「私たちは、25歳差の同一人物 です。私は2047年から2022年にやってきた」と話した。

2047年から来た男が語る未来のテクノロジー

「私は子どもの頃からエンジニアリングと革新的な技術全般が好きでした。2028年は、私の人生にとって極めて重要な年でした。革新的なテクノロジー分野で活躍する新しいスタートアップ企業の面接に招待されたからです」(同)

 マイク氏は、革新的な技術の分野を開発するその会社で2028年から2047年まで働いていたという。そして、これから未来に発明されるテクノロジーについて次のように語った。

・2025年:神経系に接続することでアバターが仮想世界で感じるすべての感覚をすべてリアルに感じ取ることができる装置が完成。

・2033年:夢をプログラムする「ナイト・アウェイクス」という革新的な技術を発明。この装置により、人々の夢がプログラムできるようになった。

「2042年、私たちの会社は、世界史上最も革新的な装置であるタイムマシンの開発に着手しました。その名もTime AWIX 200です。」(同)

「2045年までにタイムマシンはほぼ完成し、マウスを中心とした動物で実験を開始しました。しかし、過去にしかタイムトラベルできず、未来には行けなかったのです。」(同)

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画像は「Getty Images」より

 マイク氏はタイムマシンの主任技術者であり、その発明は会社ではなく自分の発明であると主張。

「2046年12月28日、私は会社のトップと深刻な衝突を起こしました。株主になりたいという私の要求に対して、会社は私を解雇したんです。私は、10日以内に退社しなければならず、私の発明はすべて会社に属し、私のものではないと言われたのです。」(同)

「2047年1月4日、私は人生で最も難しい決断をしました。私は、2022年に戻って、若い頃の自分にすべてを捧げ、私の未来を変えることにしたんです。」(同)

 マイク氏は、タイムマシンを使って2022年に戻る時、自滅するように作動させた。つまり、誰も彼を追って過去に行くことはできないようにしたという。

 彼は若い頃のマイク氏とともに2023年にタイムマシンの再現を目指しており、近々その成果を披露することを誓っている。

 この記事が掲載された英「Mirror」のコメント欄は、「よく見ると手が違う」、「私も同じタトゥーを入れることができるので、2人が同一人物である証拠にはならない」「顔がぼやかしているので似ているのかどうかもわからない」「年老いたマイク氏のタトゥーの色が褪せてない」などというように、懐疑的な意見が多い……。

 これには過去に「Apex TV」に未来人として出演していた人物が同チャンネルのヤラセを暴露したことも影響しているだろう。2019年、当時16歳のYouTuberだったデニス・ベルが自分がノアを演じさせられていたことを告白した。

 いずれにせよ、この2人は近い内にタイムマシンについての成果を発表すると語っていることから、新たな報告を待ちたいと思う。

ところで、「Apex TVは3年前から休止状態だったが、昨年8月に突如再開。その2か月後に1本の動画が投稿された後、7カ月以上再休止状態だったが、ここにきてマイク氏の動画を投稿。さらに数日後には2030年から来たジョージという男性の動画を投稿している。コロナ禍が終わり未来人たちも活動を再開したのだろうか? 今後も同チャンネルには注目していきたい。

参考:「Mirror」ほか

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文=白神じゅりこ

新感覚オカルト作家。ジャンルを問わず幅広く執筆。世の中の不思議を独自の視点で探求し続けている。

白神じゅりこ運営のYou Tubeチャンネル『滅亡ちゃんねる』
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