アーサー王の剣『エクスカリバー』を求めてイギリスの湖を捜索する特番が進行中!

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 アーサー王と円卓の騎士たち、そして彼らのキャメロットでの冒険の物語は、長年にわたって映画や本、テレビ番組でお馴染みのテーマとなっているが、この伝説の歴史的起源や、そのベースとなっている現実の出来事については、長い間学術的な論争の的となってきた。

 アーサー王が実在したかどうかさえ定かではないのだが、現在ある研究チームが彼が持っていた伝説の剣エクスカリバーを発見すべく、調査を行っているという。

 伝説の最後で、アーサー王はその剣を湖に投げ込んだという描写があるものの、剣が沈められた湖がイギリス国内のどの湖なのかは全く伝わっておらず、現在でも様々な説が存在している。

 この度、『Weird Britain』というテレビシリーズが考古学者やダイバー他様々な専門家を集め、イギリス諸島の複数の湖でエクスカリバーを探すことを決めたと発表して話題になっている。

 すでに捜索も行われており、そのひとつがコーンウォールのとある湖だ(場所は非公開)。

 強力な磁石を用いて水中から古い品々を見つけ出す技術を有する『磁石釣り』のエキスパートであるナイジェル・ランフォード氏は「たとえ剣そのものが見つからなくても、興味深い遺物が発見される可能性はある」と述べ、今回の調査について次のように意気込みを語っている。

「アーサー王伝説に登場する湖の場所については、長年歴史家や研究者が多くの議論を戦わせてきました。この種の捜索でプロの磁石漁師が研究者らとともに水中ドローンや水中ROVを使用する機会を得たのは今回が初めてです。ドローン技術の革新的な調査もあるので、素晴らしい番組になると思います」

 果たして番組チームは本当にエクスカリバーや歴史的な発見をすることができるのだろうか。今後の調査結果に期待したい。

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文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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