3人の女性が同時に誘拐された?消えた80分と身体の異変…衝撃のUFO事件!
1976年、ケンタッキー州で発生した謎のUFO事件が今もなお語り継がれている。ある夜、3人の女性が何者かによって誘拐され、記憶を失うという不可解な体験をした。目撃証言、身体への異変、そして専門家による検証を経てもなお解明されていないこの事件は、UFO現象に懐疑的な者すら考えを改めるかもしれない。
謎の発光体と消えた80分
事件が起こったのは1976年1月6日、ケンタッキー州のスタンフォード近郊。モナ・スタッフォードの36歳の誕生日を祝うため、彼女の友人であるルイーズ・スミスとエレイン・トーマスの3人は、リバティという町から約55km離れた「レッドウッド・レストラン」へと車を走らせた。3人はアルコールを摂取することもなく、何事もなくディナーを終え、帰路についた。
しかし、夜11時15分頃、彼女たちは空に奇妙な光を目撃する。最初にそれを見たモナは「燃えている飛行機ではないか」と考えたが、それは次第に下降し、やがて「家2軒分よりも大きな」謎の物体が浮遊していることに気がついた。光る物体は道路の約90メートル先で静止し、前後に揺れた後、左側へと移動していった。
その直後、青い光が車のリアウィンドウを突き抜けるように輝いた。最初はパトカーかと思ったが、すぐにそれが先ほどの飛行物体と同じものであると気づいた。
次の瞬間、ルイーズが運転する車は何者かの力によって制御を奪われた。彼女がどれだけハンドルを操作しても無駄で、車は勝手に加速し時速約140km近くにまで達した。モナが助けようとしたその時、3人は目の奥に燃えるような痛みを感じた。車のダッシュボードのライトが点滅し、エンジンは完全に停止したにもかかわらず、車は猛スピードで走り続けた。
次に気がついた時、彼女たちは8マイル(約13km)ほど離れたヒューストンビルの町外れにいた。しかし、時計を見ると本来10分足らずの距離を移動するのに1時間20分もの時間が消えていたのだった。
身体への異変と目撃証言
不可解な体験をした3人は、自宅に戻ると首に赤い火傷のような跡があることに気がついた。また、目がひどく充血し、ルイーズの腕時計は狂ったように針が回り続けていた。さらに、水で顔を洗うと手が激しく焼けるような感覚に襲われたという。
事件後の調査により、その夜、近隣地域でもUFOの目撃情報が相次いでいたことが判明した。地元警察や複数の目撃者が「巨大な発光体が空を横切った」と報告しており、3人が見たものと一致していた。
1976年7月、レキシントン警察のジェームズ・ヤング刑事が3人にポリグラフ(嘘発見器)を実施したところ、全員が「虚偽なし」と判定された。さらに、著名な心理学者でUFO研究家でもあるR・レオ・スプリンクル博士の催眠療法を受けた結果、3人は「その失われた時間の間にUFO内部に連れ込まれ、謎の存在に医療検査のような処置を受けた」と証言した。彼女たちが描写した「影のような存在」は、一般的に知られる「グレイ型宇宙人」の特徴と一致していた。
未解決のまま残る恐怖の記憶
このスタンフォード事件は、現在に至るまで合理的な説明がなされていない。3人の証言、物的証拠、複数の目撃情報、そして科学的検証が一致しているにもかかわらず、公式な調査では結論が出されなかった。
長年にわたり、多くのUFO研究家がこの事件を分析し続けているが、未だに真実は明らかになっていない。果たして、彼女たちは本当に宇宙人によって拉致されたのか。それとも、別の科学では説明できない未知の現象が関与していたのか。45年の時を経ても解明されないこの謎は、今もなお多くの議論を呼んでいる。
参考:99.5 WKDQ、ほか
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