火星に“チクタクUFO”出現!? NASAの探査機が捉えた不可解な物体

NASAの火星探査機が撮影した1枚の写真が、火星に異星人の存在を示すのではないかと話題になっている。
この写真には円筒形の物体が岩だらけの地表に横たわり、影を落としている様子が写っている。この姿が、かつてアメリカ海軍のパイロットが目撃した「チクタクUFO」に似ているとして注目を集めているのだ。
2004年に目撃された「チクタクUFO」との類似点
「チクタクUFO」とは、2004年にアメリカ海軍のパイロット、デビッド・フレーバー氏が太平洋上空で遭遇した未確認飛行物体(UFO)の通称だ。彼が目撃したのは窓も翼もない純白の楕円形の物体で、驚異的なスピードで移動し、瞬時に停止する能力を持っていたという。
今回の火星の写真が公開されると、SNS上では「まさにチクタクUFOだ!」と興奮する声が相次いだ。しかし、一方で懐疑的な意見も多い。「これは単なる奇妙な形の岩だ」「影の位置を見れば、ただの岩の一部が風化したものだと分かる」と指摘するユーザーもいた。

NASAの探査機「キュリオシティ」が撮影
NASAの探査機「キュリオシティ」がこの写真を撮影したのは2020年。火星の古代の生命の痕跡を探るミッションの一環だった。写真は最近SNSのRedditに投稿され、「NASAの火星探査機がチクタクを発見!」とのキャプションが添えられた。
A Tic-Tac has been spotted on Mars by the NASA Mars Curiosity Rover Mast Cam on Sol 2692 3 March 2020!
byu/tcom2222 inUFOs
さらに、この画像をAIによる分析にかけた研究者ジェイソン・マーテル氏は、「AIによる生成画像やディープフェイクの可能性は低い」との結論を発表。「NASAが火星で撮影したチクタクの有力な証拠だ」と主張している。
単なる岩か、それとも未知の存在か?
一方で、これを単なる岩と見る意見も根強い。「もし本当に浮いているなら、影の位置が違うはずだ」「単なる光と影の錯覚に過ぎない」といった指摘もあり、議論は続いている。
とはいえ、フレーバー氏が目撃したUFOと酷似している点は無視できない。彼は2004年11月14日、サンディエゴ沖での訓練飛行中に、母艦USSニミッツのレーダーが捉えた謎の飛行物体の調査に向かった。そして、海上に漂う40フィート(約12メートル)ほどの白い物体を発見。彼が近づくと、それは彼の動きに呼応するように動き、突如として音速を超えるスピードで飛び去ったという。
今回の火星の写真は単なる奇岩なのか、それとも未知の存在の証拠なのか。いつの日か、この謎が解き明かされ、火星に隠された真実が明らかになる日が来ることを願わずにはいられない。
参考:Daily Mail Online、ほか
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2024.10.02 20:00心霊火星に“チクタクUFO”出現!? NASAの探査機が捉えた不可解な物体のページです。火星、キュリオシティ、チクタクUFOなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで