“生けるノストラダムス”が警告!中国が仕掛ける目に見えない戦争、“海底ケーブル切断”がもたらす通信崩壊の未来

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“生けるノストラダムス”が2年前に中国による海底ケーブル切断について“予言”していた――。

■サロメ氏「南シナ海で“静かな戦争”が始まる」

 38歳のブラジル人予言者“生けるノストラダムス”ことアトス・サロメ氏は、中国の大規模なサイバー攻撃に関する自身の恐ろしい“予言”が「驚くべき新たな展開」を見せたと主張している。

 新型コロナウイルス、エリザベス女王の死去、ロシアのウクライナ侵攻を予言したと主張するアトス・サロメ氏は、先月に中国が水深4000メートルの海底ケーブルを切断できる「深海ケーブル切断装置」を公開したことを受けて、2023年の予言が実現する可能性があると英タブロイド紙「Daily Star」に語っている。

 サロメ氏は、ドナルド・トランプの関税貿易戦争を受けて世界の緊張が高まる中、中国の「深海ケーブル切断装置」は「一発の発砲で敵の通信インフラを破壊」し、本質的に「現代の戦いを再定義する」可能性があると警告する。彼は「海底ケーブルは世界通信の目に見えない動脈であり、インターネットデータの95%を運んでいる」と説明する。

「これらを切断したり操作したりすれば、国際通信が崩壊し、経済、金融システム、軍事ネットワークが不安定化する恐れがあります。北京はこのツールは民間目的のものと主張していますが、安全保障専門家は、ハイブリッド戦争の一環として地政学的紛争で使用されることを予測し、その軍事的可能性について警告しています」(サロメ氏)

 中国の習近平国家主席とドナルド・トランプ大統領の間の緊張が高まっている中、“台湾有事”が迫っているとすれば不気味である。

「南シナ海地域はすでにアメリカや中国などの大国間の領土紛争や対立の舞台となっています。サイバー戦争の台頭により、目に見えない攻撃の可能性はさらに具体的になりつつあります。一発も発砲せずに敵の通信インフラを妨害することは、現代の戦闘を再定義する戦略です」(サロメ氏)

 サロメ氏は昨年7月のマイクロソフトの世界的なシステム障害を“予言”していたのだが、今回の中国の「深海ケーブル切断装置」の公表により、今後さらにデジタルインフラが危うい状況に置かれることになる。

「サイバー攻撃の歴史はシステム侵入にとどまりません。犯罪者はサーバーの破壊や電力網の混乱といった物理的な攻撃方法を好むからです。海底ケーブル(切断)は現代において新たな混乱の武器となっています」(サロメ氏)

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画像は「Daily Star」より

 そして“静かな戦争”がはじまるという。

「静かな戦争という新たな時代が、世界を決定づける現実として近づいています。現代のテクノロジーは、人間の計画的な発明と未知の超自然的要素を通じて、地球の運命を等しく形作っているようです」(サロメ氏)

 中国の「深海ケーブル切断装置」によって現代の戦争の形が再定義されることになるのだろうか。

「世界を形作るこの目に見えない兵器によって、新たな世界的な力関係が生み出される可能性があります。迫りくる危険な状況の性質上、差し迫った示威行動に対処するための適切な防衛手段を備えているかどうかを見極める必要があります」(サロメ氏)

“静かな戦争”が始まってしまうのか。関係する情報を引き続き注意深くチェックしていきたい。

参考:「Daily Star」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
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