米空軍基地上空に「黒い立方体UAP」が出現していた!FAAが隠蔽した謎のUAP目撃事件

ロズウェル事件のUFOの残骸が運び込まれたとの伝説が残る、米オハイオ州のライト・パターソン空軍基地。この極めて機密性の高い場所で、2024年末に発生した謎のドローン侵入事件について、新たな衝撃の事実が明らかになった。これまで公表されていなかった、「黒い立方体」型のUAP(未確認航空現象)が、高度5000メートルで目撃されていたのだ。
機密施設を嘲笑うかのような“ドローンの群れ”
この事実は、研究者のジョン・グリーンウォルドJr.氏が情報公開請求(FOIA)を通じて、米連邦航空局(FAA)から入手した文書によって判明した。文書によれば、事件は2024年12月14日の未明に始まった。管制官が、基地の重要施設である貨物エリアや滑走路周辺で、複数のドローンを目撃。これらのUAPは、時にはライトを消し、警備チームに異常接近するなど、挑発的な動きを見せたため、基地は一時的に閉鎖される事態となった。
その3日後の12月17日、事態はさらにエスカレートする。午前4時41分、レーダーが複数の所属不明機を探知。そのわずか17分後には、空港から半径40マイル(約64km)の範囲で、7機から17機もの目標が確認されたのだ。報告書は、地上部隊がこれらを「ドローン」であると確認したとし、この現象を「スウォーム(群れ)」と分類している。
公表されなかった「黒い立方体」の目撃情報
そして、これまで隠されてきた最も奇妙な出来事が、12月19日に起きていた。午後6時45分、高度1万6000フィート(約4900メートル)を飛行中の航空機の乗組員が、「自分たちの約500フィート(約150メートル)下を通過するドローン」を目撃。その形状を、「黒い立方体(a black cube)」だと報告したのだ。
この「黒い立方体」に関する報告は、FAAの航空監視システム「SKYWATCH」に記録されていたにもかかわらず、これまで一般に公開されていた「空港近辺でのドローン目撃リスト」からは、意図的に除外されていた。

米空軍は何を隠しているのか
米空軍が以前に公開した文書では、基地上空での複数のドローンによる編隊飛行や急激な高度変化については詳述されていたが、この「黒い立方体」については一切言及されていなかった。今回のFAAの文書は、低・中高度での侵入に加え、市販のドローンとは比較にならない性能を持つ、異形のUAPが高高度で目撃されていたことを初めて公式に裏付けた形だ。
これらのUAPの正体について、懐疑派は「従来の航空機を見間違えたものだ」と主張する。しかし、夜間にライトを消して機密施設に接近し、時には編隊を組んで飛行するその動きは、単なる見間違いで片付けるにはあまりにも不可解だ。
FAAは情報公開請求に対し、国防総省が重要インフラの情報を保護できる「免除規定3」を盾に、一部の情報を非公開としている。
ライト・パターソン空軍基地で、あの日、一体何が起きていたのか。今回明らかになった「黒い立方体」の存在は、この事件が単なるドローンによる迷惑行為ではなく、我々の理解を超えた、未知のテクノロジーが関与している可能性をより一層色濃くしているのかもしれない。
参考:Portal Vigília、The Black Vault、ほか
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2024.10.02 20:00心霊米空軍基地上空に「黒い立方体UAP」が出現していた!FAAが隠蔽した謎のUAP目撃事件のページです。ドローン、ライト・パターソン空軍基地、立方体などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで